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世の中は理不尽であることを受容しなければならないらしい

世の中は理不尽である。

今日YouTubeを見ていると、下記のような動画に出会った。

動画の後半部分で、ROLAND氏が新入社員に向けたスピーチをしているのだが、そのテーマが「世の中は理不尽」であるということだった。

社会人4年目の私はそれほど強く世の理不尽さを感じたことはないのだが、SNSや友人の話を聞いていると、理不尽さを感じている人は多い印象を受ける。

強いて言えば、推しのサイン会に当たったのに、年に一回歩かないかの重要な会議とその日がかぶってしまったことに理不尽を感じた程度である。そして、その重要な会議は重要人物が病欠のため、リスケになった。ならサイン会行けたやん。

新入社員の皆さんは早速、こんな会社だと思っていなかった…とか、仕事を辞めたい…と感じていないだろうか?

他の皆さんも、例えば以下のような理不尽を感じた人がいるのではないだろうか?

・上司に言われた通りに仕事をこなしたのに、やり直しを要求された
・同じ課の社員は皆帰っていくのに、自分の仕事だけ終わらない
・そのくせ周りはどんどん出世していく
・友人は彼氏彼女と幸せそうにしているが、自分には出会いすらない
・他チームはどんどん優勝していくのに、自チームはなかなか優勝を見せてくれない(中日ファン)
・相手より打ちまくったのに、ヒット2本で3点を取られて負ける(4/25 中日×巨人戦)

後半は中日ネタで、一部の人間にしか伝わらなくて申し訳ない。しかし、皆何らかの理不尽を感じて生きてきたことだろう。

そして、ROLAND氏は、理不尽であるという事実を受け入れたうえで、それでも頑張ることが重要であると述べた。

これが世の中で生き抜くために必要なことであるようだ。

では、理不尽を受け入れるためにはどうすればよいか?

私の意見は、「他者や周りの環境への願望を捨てる」ことである。自分がコントロールできない領域に対して、良い結果を求めようとしたときに、期待と現実のギャップに苦しみ、世の中が理不尽であると感じるのだと思う。

例えば、他人に親切にするとき、いつか自分に返ってくるかもしれないという期待を少しでも持たないだろうか?それで一切の見返りが帰ってこなかったときに、自分の親切は無駄だったと思うのである。

人は基本的に他人に対しては冷たい。親切をしてくれる人は少数である。だから、人に親切にするときには、基本的に仇で返ってくると思った方が良い。

上司は多人数を相手にするので、部下にした話をいちいち覚えていない。
人に貸したお金は返ってこない
頑張っていなくても要領の良い奴が得をする
中日打線は打てない

そもそも、自分以外の要素はほとんどが不確実なものである。そこに対して、良い結果を予測する方がおかしい。良い結果を求めるなら、自分が頑張るしかないだろう。それができないのなら、不確実な要素に良い結果をむずびつける思考をやめた方が良い。



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