スクリーンショット_2019-11-21_21

車なんか乗ってないで、早く空を飛びたい。

空飛ぶジェットスーツの開発者がスピード記録を叩き出したというニュース。地震の記録である32.02mphをはるかに超える85.06mph(時速137.8キロ)という驚異的なスピードです。

僕は常々早く空を飛びたいと思っていて、このようなパーソナルな飛行道具が実用化されるのを心待ちにしています。

ドローン車でもドローンバイクでも、横ノリドローンでも、タケコプターでも、このようなフライトスーツでもなんでもいいのですが、飛びたいのです。

なぜ飛びたいのかというと、みんなが飛べば、車のための道路整備が必要なくなるので、かなりの土地を緑化するなりなんなりできると思うからです。国の予算もかなり浮くでしょう。

というか、車に将来的な存在理由があるとしたら、それは道路利権にあると僕は思っているくらいです。自動車業界を国がバックアップするのは、自動車業界の生み出す富ではなく、自動車があることで必要になるインフラ整備が生み出す富なんだと僕は思うのです。

人々が飛ぶようになれば、道路は自動車登場以前のそれこそ登山道のような形に戻ってもいいわけです。それだけで土砂災害の頻度はかなり減るんじゃないかと思います。急峻な斜面に車道を豪快に切った今のような山道は、くずれろと言っているようなものじゃないですか。

イメージとしてはアラスカですね。アラスカはその巨大な面積とまばらな人口分布もあり、田舎街と田舎町の間の移動は小型飛行機を使っています。道路を整備するくらいなら飛んじゃった方が良いのです。

これはアフリカなどに一気にインターネットが普及したのに似ています。携帯電波は電線などのインフラが必要ないので、電気を通すよりも楽なのです。

僕の家は山の上にあるのでつづら折れの道路を車で登り降りするわけですが、もし空を飛べるなら街まで一直線に降りられるなと思いますし、人口減による予算の削減のために道路整備が行き届かなくなって、陸の孤島になったとしても空を飛べればそんな問題は一瞬で解決します。

辺鄙な田舎の存続は、空を飛べるか飛べないかにかかっている、と思われるような未来はすぐそこなんじゃないかと思ってます。だって、ちょっとしか人の住んでない山奥まで雪かきするなんて税金の無駄だなんて意見が出たって不思議じゃないような世の中ですからね。

(新暦11月21日 旧暦10月25日)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?