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愛しい息子と。。。Ⅶ

終活の先駆けとしての断捨離で、前回は👜を大黒屋に買い取ってもらった。
今回は、母の両親が嫁入り道具として持たせてくれた着物と帯を買い取ってもらいたいと思って、まずはインターネットで着物のリサイクル販売をしている呉服店に出張買取を依頼すると、2日後に買取の断りメールが来た。

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 お問合せ内容を拝読させていただきました。
 身丈が小さく、経年40年となりますと、
 再販を対象にさせて頂いておりますので、
 現代の方はご身長もある方が多い事と
 絹は経年劣化が出るため
 査定額をお出しするのが難しいかと存じます。
 何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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ま、こんなもんだろうとは思った。
実は、家を出ようと決めた15年くらい前に、着る機会の無かったしつけ糸が付いたままの加賀友禅の付下げや塩瀬の帯を、百貨店の着物委託販売店で販売してもらった時は、わりといい価格で販売していただいたので、5年くらい前に違う店舗へ持ち込んだが、10年後ではあるものの、最低な断られ方をした。

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 あなたね、こんな安い着物をうちで売れと言うの❓
 うちでは、有名な作家さんやブランドの着物じゃなきゃ売らないわ。
 持って帰ってよ❕"(-""-)"
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電話を掛けたら持って来いって言うから、重い和服と帯を抱えて電車で行ったのに、なんて残念なオバサンの言いぐさ(@ ̄□ ̄@;)!!
だからして、たった1度断られたくらいでは諦めませんよ💦💦💦

今どき和服を処分するのは難しいってことは、良~~~くわかってる。
だからこそ、息子が困らないように、自分で処分しなきゃいけない。
せいぜい訪問着と小紋くらいで良かったのに、何を考えていたんだか💦
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天国に行ってしまった両親に対して、感謝の気持ちはある。
どんなに心配して、どんなに愛してくれたかもわかっているつもりだ。
両親の40年前の過保護さには今更ながら辟易してしまう母であるが、なんとか着物のままかリフォームで再利用して欲しいと思っている。

しかし、どんなに大切な可愛い娘であっても、あまりにも愛情を掛け過ぎるのは良くないのだ。

それは、言い換えれば我が子を信じていないということなのだ。

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