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お盆を知らない子どもたち。「リメンバーミーの日本版だね」と説明。

子どもの頃、お盆といえば親戚が来る、親戚の家に行く、おはぎ、お墓参り そんな感じだった。まあ 大人は、家事を受け持つ女性は、片付けだのおもてなしだので大変だったとおもう。私は緊張した家に、朗らかな他人が入ってくるので嬉しかったが、母の機嫌を損ねれば、親族の前でいじめられると言う、一か八かの期間だったが、祖母とお盆飾りをしたのはいい思い出だった。読めないくらいに古くなった位牌を「この人は誰?」なんて昔話しながら準備していたのを思い出す。たくさんの親戚が来たし、私からも訪ねて行ってたな。

がしかし、今両親は別居してるし、そもそも何年も前から、お盆的な飾り付けをやらなくなった実家。お盆どころかゴミ屋敷なのでね、それ以前の問題ね。

だから私の子供たちはお盆を知らないというか、形だけでも知らない。すでに田舎に住んでいるし、訪ねて行く親戚もない。おまけにコロナだし。
ただの連休なんである。

ただ、私の中の何かが疼いて、子供たちにお盆を形だけでも見せたいなとは思うが、仏壇もないし、実家にはそんなに深く関わりたくないので、

あーリメンバーミーの日本版ね
先祖が帰ってくるのよね
だから お菓子とかあげておかえりーみたいな

と説明。

リメンバーミーといえば、長男が立てないほど映画館で号泣し、テレビで見た後も

もうおれ 禿げるまでこの映画見ない

と 感動しすぎて饅頭怖いになった名作。

なにはともあれ、繋がれていまに至る命、両親が亡くなったら、私はきちんとお盆を執り行おうかな…

そんな私は お盆に脱毛いってきやす!
昔なら 両親に顔を出さなきゃとか いい子でいようと必死だったが、今は自分の予定の隙間で実家に顔を出す。顔を出したところで、父も母も、自分の話と、お互いの悪口しか言わない。
私のことも、孫のことも なぁんも興味ないんである。なかなかの 人間なんである!

にんげんだもの

どう言う意味だよ?と 今日は思う。


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