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わたしの「贅沢なひと時」は、風まかせで辿りつく

今年の夏のこと。デパートを歩いてたら、耳に入ってきて。
「豆腐にかき醤油をかけて食べると、美味しいのよ」
…なんてピンポイント情報。


普段ひとの会話に聞き耳を立ててるわけじゃない。何でさっきの会話は、きれいに聞き取ったんだろう。自分でもおかしくて。会話をしてたご婦人方のそばを、スッと過ぎ去りました。

で、家でやってみました。冷奴withかき醤油。おいしかったです。夏場はよく食べました。

先日のこと。軽めに昼を済ましたから、おやつどきにお腹が空いて。でもケーキの気分じゃない。どうしたもんか。ぼーっとレストランの案内表を眺めてました。

そしたら後ろのカップル、特に女性の会話が聞こえてきて。
「あ!この店は神戸にもあるよ。今度来ようね」
彼女が指し示してたのは、オイスターバー。よし。そこにしよう。いそいそ出発です。

お酒に弱いわたしは、ワインを飲みたいけど、昼から飲む勇気がなく。グレープフルーツジュースと生牡蠣&ガーリック焼きを1個ずつ。カウンターに座って注文です。

おやつにオイスターバー。おもろいやん。ひとり心の中でウケてたら、知人から不意にメッセージが来て。「見つかっちゃった」と余計に面白くなる。知人は訳もわからず、わたしの「オモロイと思わん?」へ付き合わされる羽目に。そのとき送った写真がこちら。

生牡蠣は食べた後でした

生牡蠣はドキドキする代物です。万一ノロになろうもんなら、職場の感染対策室及びその委員にどんな説教をされるだろう。考えるだけで青ざめる。お腹痛いの心配より、気にするのはそっち。悲しいかな、職業病だ。

背徳感があったから。いえいえ。そんな物語を加えずとも、とっても美味しい生牡蠣でした。臭みがなく、クリーミー。グレープフルーツジュースも美味しかった。カップルの彼女、ありがとう。見ず知らずの人に感謝です。

わたしの贅沢な時間とは、風の吹くままに乗っかって、美味しいものを食べること。味わうこと。はぁぁーと思わず息がこぼれちゃうような。そんなひと時でした。たまたま牡蠣づくしになったけど。牡蠣は必須じゃないはず。

風に吹かれるのも良いもんですね。枠の外へぴょんと気軽に、飛び出せる感じがする。書いてたらまた贅沢時間を味わいたくなってきた。

では また

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