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本にハマって、目の下へ隈をつくっちゃった今日

昨日のこと。何気なく積読にしてた本を一冊、手に取ったんです。その本とはこちら。

読み始めたら止まらなかった。次から次とページをめくってしまう。かつて俳優の阿部寛さんが演じた加賀恭一郎シリーズの最新作です。それでなんだろけど、読んでたら阿部寛さんが、わたしの中でくるくる動く。思案したり、質問したり。推理して、ドキッとする鋭い問いかけが来たり。頭の中で勝手にドラマ化です。

へっへーん。わたし犯人が誰か分かっちゃった。途中で悦にいってました。答え合わせをすべく読み進めると、あれ? えっと? …犯人ではなさそうな…アレ? 小っ恥ずかしい自分のとんだ勘違いに気づき。じゃあ誰だってんだい。気になってどんどん読み進めていって。そうこうしてる間に、全然想像もしてなかった展開を迎えて。もうますます読んでしまう。完全に読み耽るのループです。

ていうか、明日は仕事なのにどーすんの。このまま読み進めるのか、わたし。気づけば0時を越えてて。残りをみると小一時間はかかりそうな量。いや、もう犯人が気になりすぎて、こりゃ無理だ。仕方ない。睡眠時間を削ろう。そう。削っちゃったんです。読み終わった後も興奮して、寝つきが悪くなったんだー。でも最後まで読んでよかった。きょうの日中しみじみ思いました。致し方ない。いい時間の使い方をしたと自分をフォローです。

とっても面白かったです。昨日一日で読み切ってよかった。体はしんどいけど、心は満足してます。こんな気持ち、久々です。

そんなわけでわたしの目の下には、立派な隈ができてました。どす黒くなってるから、化粧での誤魔化しも限界。何やってんだか。鏡を見るたび、ひとりで困り笑顔をしてました。

ミステリーを読んでるとき、特に夜だとどんどん怖くなりませんか? 小さな物音にビクってわたしはなります。どんな防御になるのか不明だけど、すっぽり布団に入って、少しだけ頭を出した上で本を読んじゃう。怖いくせに、なんとか読もうとしてるの図です。昨日ももれなく、この体勢で読みました。亀みたいな感じです。

今晩は穏やかに、早めに寝ようと思います。
では また

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