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2024.3.5(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比11.60円安と3日ぶり反落。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに軟調だったことを受け、朝方は日経平均が下値を探る展開を余儀なくされた。だが売り一巡後は押し目買いが優勢となり、後場に入り上昇に転じる場面もあった。これまで相場を牽引してきた半導体主力株に利益確定売りが目立ち、日経平均に下落圧力を加えたが、一方で建設や銀行などの内需株が堅調な値動きを示し、全体も下値抵抗力を発揮する格好となった。海外投資家とみられる大口の買いが観測されている。中小型株は強い動きを示すものが多く、値上がり銘柄数が900超となり値下がり銘柄数を上回った。TOPIXは後場の取引で終始プラス圏で推移した。全体売買代金は5兆円を上回るなど引き続き活況。

  • 中国の全国人民代表大会(全人代)開幕を受けて、中国株式市場は上昇、香港市場は急落して引けた。5%の今年の成長率目標は大方の予想通りだったが、景気刺激策に期待していた一部の投資家は失望する結果となった。

  • 欧州株式市場は下落して取引を終えた。米国株に追随してテクノロジー株が売られた。中国で期待されていたような実質的な景気刺激策が発表されず、資源株も売られた。中国で全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕し、2024年の経済成長率目標を5%前後に設定すると発表されたものの、景気刺激策に期待していた一部の投資家は失望する結果となった。

  • 米国株式市場は続落して取引を終えた。一連の経済指標やパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を週内に控えてアップルなど大型成
    長株や半導体セクターが売られ、ナスダック総合が下げを主導した。この日発表された経済指標は強弱まちまちだった。米供給管理協会(ISM)が発表した2月の非製造業総合指数は前月から低下し、予想も下回った。雇用減などが重しにな
    った。ただ新規受注は6カ月ぶりの高水準となり、非製造業部門がなお底堅いことが示された。米商務省が発表した1月の製造業新規受注は市場予想以上の落ち込みとなった。テクノロジー株は2023年に56%上昇した後、最近も値上がりが続き、この日は利益確定売りが出たとの声が聞かれた。アップルは今年第1─6週の中国でのiPhone販売が前年比24%減少したとの調査リポートを嫌気して下落。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)<AMD.N>の中国市場向けAI半導体輸出が米政府の介入で障害に直面しているとのブルームバーグ・ニュースの報道を受け、半導体セクターも売られた。

↓3/5 (火) 経済指標をまとめました。

2024/3/5

Fear & Greed Index

→71     GREED

今後の重要イベント

※3月 権利確定日
権利付き最終日 3/27(水)
権利落ち日   3/28(木)

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