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周りに気づかれずにできるリラックス法!

1.手軽にリラックスでき、しかも応用が効く方法

 以前紹介したことがある「筋弛緩法(きんしかんほう)」について、今回あらためて一本の投稿として紹介したいと思います。

これは恐らく医学的なリラックス法としては一番有名なのかもしれませんが、しかし一般的な認知度は低いんではないかと思います。

私も病院のデイケアの心理の勉強のプログラムに参加していた時に、そういう事に詳しい同じ精神障害者の方に教わりました。

逆にスタッフの人の方が知りませんでした

でも現在、私が毎晩寝る前に行っていて良い睡眠が取れていてことからとても効果を感じていますし、日中でも心が苦しくなった時などに少しやると、心が少し和らぐ感覚を実感してます。

なので日常、皆さんが行っているリラックス行為にプラスして行ってもらえると、より効果が得られると思います。

これは何も寝る前だったり、心が苦しくなった時だけに有効なわけでは無いらしいです。
他にも緊張している時や過度なストレスを受けている状態などに、少し筋弛緩法を行うだけで、こころにゆとりをもたらすことができるそうです。

なので日常のそういった場面を想定して、人にあまり気づかれにくい方法をWEBで探してきました。

皆さんのリラックス法のストックを1つ増やすことができたらな〜と思っています。

最後に本来やると良い方法・手順が掲載されているサイトのリンクを貼りますので、もしもっとしっかりリラックスしたい、または寝付きが悪い・寝てもなかなか疲れが取れないという方に、就寝前に手順通り、一通りやる事をお勧めします。

これを毎晩続けていると、やっている内に眠たくなってくるぐらい効果が出てきますので、本当にお勧めです。

2.効果はリラックス以外にもある

 この方法の正式名称は「漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)」と言います。

「なんか怪しいぞ〜?ホントかな〜?」という方は、上記のワードで検索すると、学術的な理論まで知ることができます。

でも名前の仰々しい感じはともかく、基本的な事はごく簡単なものです。

力をある程度こめる→抜く

それだけです

でもこれだけではあまりに端折りすぎなので、もうちょっと詳しく説明すると、

①力を入れて(力を入れ過ぎない、緊張を感じる程度)10秒間その感じを味わう。
②すっと力を抜く。そして20秒間ほどその感じを味わう。

これが基本になってきます。

よく「力を抜け」という言葉が使われると思いますが、それを実際にどう行えば良いか、体系化した様なものだと思ってください。

「どうやったら力を抜くことができるんだろう?」という悩みに答えるだけでなく、身体だけでなく心まで力を抜くことができ、そして実際にリラックス効果まで得ることができます。

他にも「肩の力を抜け」という問いにも答えることができる方法も紹介します。

これは実際に肩の力を抜くことができるだけでなく、肩こりにも効果があるらしいので、肩こりで困っている方にもお勧めします。

また最後に紹介する方法は、足がむくれがちだという方にお勧めします
足先に力を入れて抜くことで、足先の血液の循環を良くすることができます。
これは肩の場合と同じ理屈です。

では具体的で、かつ日常で行えそうな方法を3つ、紹介していきたいと思います。

3.学生さんには、試験直前にお勧めします

 最初に一番簡単で、なおかつどこでもできそうな方法を紹介します。

まずは握りこぶしを作ってください。

そしてある程度力を込めてグッと握ったら、そのまま10秒間維持します。

そして10秒経ったら力を抜き、そしてその力が抜けた感覚を感じながら20秒ほど手をリラックスさせます。

これだけです。
これは嘘でも自己流でもなんでもなく、本当に効果がある事を紹介していますので、とりあえず信じてもらいたいと思っています。

しかもこの方法だと、ただこぶしを握るだけですのでほとんど周りに気づかれずに済むと思いますし、もしこの方法しかできないような状態だったら、これを2〜3回繰り返しても良いそうです。

もっと効果を得たい場合は、手のひらを上にして水平に前に差し出し、親指を曲げて握りこぶしを作った状態で行うと、より効果が得られるそうです。

4.「肩の力を抜け」ってどうやるの?

 次は「肩の力を抜く」方法です。

これもいたって簡単です。

まず両肩をグッとあげて耳まで近づけて、肩に力を入れます。

そのままの状態を10秒間キープしたら、肩をストンと落とし、肩の力が抜けた感覚を味わいながら20秒ほどリラックスさせます。

このように実際に肩に力を込めることで、それを抜いた時に文字どおり「肩の力を抜く」ことができ、そしてリラックス効果を得ることができます

肩の力を抜いてリラックス状態になることができますし、なおかつ肩こり予防にも繋がるのでお勧めです。

もっと肩、そして首周りの力を抜きたい・こりをほぐしたいという方には、まず右横に顔をグッとまわして、そのままの状態を10秒キープします。
そして顔を正面に戻し、そのまま20秒ほど首の力が抜けた状態を感じながら待ちます。
同様に左側にも顔を向けて同じことを繰り返せば、肩・首周りの力を抜くことができ、よりリラックス効果を得ることができます。

5.足のむくみまで取れる!

 最後は足です。

これは座った状態で、なおかつ周りに気づかれにくい方法を探してきました。
デスクワークの方なんかだと、デスクの中で行えば、気づかれにくいんではないかと思います。

まず軽く足を前にあげ、足を宙に浮かせます。

そして足先を上に曲げて、足前方の筋肉に力を入れるイメージで10秒間維持します。

そして力を抜いて足を元に戻して、そのまま20秒間力が抜けた感覚を味わいます。

もし座った状態で、周りがこちらにあまり注目していないような状況だったら、どこでもできるかと思います。

更にできるなら、今度は足先を伸ばして、先ほどとは反対の足前方の筋肉に力を入れてそして抜くと、より足先の血の巡りが良くなり、それでいてリラックス効果をより得ることができます。

一挙両得な方法だと個人的には思っています。

6.こっそりリラックスできちゃう方法の一つとして

 これまで紹介してきたのは、家の外で、なおかつ人目がある状況を想定して紹介しました。

もしリモートワークで自室で普段過ごしているという方には、人目を気にせずできると思いますので、良かったら下のリンク先からできそうな事をピックアップして日常でも実践されると良いと思います。

全部をやれなんてとても言いません。

でも緊張やらストレスやらで、こころがとても苦しくてしんどい、また夜になかなか眠れないという方には、一通りやる事をお勧めします。

話はちょっと変わりますが、最近だと「マインドフルネス」という言葉が浸透してきました。
ヨガやら瞑想がメインになっているようです。

家でやる分には良いんですが、もし職場でいきなりヨガやら瞑想を行ってもおかしくない仕事場なら良いんですが、そういった場所でない場合にお勧めしたい方法として、今回の方法を紹介しました。

まずは人目に付かないけど、でもこっそりリラックスできちゃう方法として今回この方法を紹介しました。

7.最後に

 今回紹介した方法は、どれもリラックス効果が得られる以外にも利点があります。

特に「力を入れて、抜く」ことでしっかりと身体とこころの力を抜く事ができますし、血の巡りまで良くなり、それでいてリラックス効果があります

しかも簡単にできますので、是非お勧めします。

疲れたり、または緊張している時だったり、そんな時に手軽にこころの力を抜く事ができる方法の一つとして、頭の片隅に置いていてもらえたらと思っています。

身体とこころがガチガチな時に、しっかり心身ともに力を抜くことができますので、知っていて損はないと思っています。

この方法を紹介することで、皆さんの力になれたらと思っています。

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