◇不確かな約束◆ お礼とまとめ
始まりは、酒を呑みながら思いつきで書いたこの記事。
これまで何もないところからという意味では、小説なんて書いたことのなかった私。
体験談を少しばかり弄って書いたものはあるものの、短いお遊び的な文章しか書いていなかった。
この記事に関しても《序章》とは書いたものの、これだけで満足だった。
ところがコメント欄を見ると、割りとウケがいい。続きを楽しみにしています的なコメントも。
正直、このまま《7年後》までとばして、結末だけ書けば良かったのだ。
だがしかし、このふたりの《それまでの過程》を知りたくなってしまった。
でも、私にはそんな文章は書けない。ハッシュタグには、「誰か続きを書いて」的なのもつけておいた。
そこで反応してくれたのが、まだ出逢ったばかりの[拝啓 あんこぼーろ]さん。
「このボンクラが続きを書いて欲しいみたいだぞ」みたいな事コメントしてくれて(あくまで私の記憶の中の言葉です)、そこで〈だったらリレー企画にしちゃえばいいじゃん〉という、短絡的で怠惰な考えが浮かんでしまったのです。
・各章で分けて、各々の章をひとりの方に担当してもらう。
・書き手は立候補制。
・同じ方が複数の章を担当してくれるのもOK。(それほど参加者を集める事が出来ないかもという保険で。実際これで途切れずに助かった)
ということで募集。
と同時に、自分が書き始めたものをひとに任せておいて、自分は高みの見物で良いのだろうか。という疑問。そして罪悪感へ。
そこで、自分でも平行して書くことを決意。
こうしてパラレルワールド的な、ふたつのストーリーが動き出したのでありました。
・主人公のひとりシュウ目線で書いた《序章》を元に書きすすめること。
・《7年後、ふたりの主人公は、別れたカフェで再会する事を約束した》そこへ向かってストーリーを創り上げるということ。
この2点だけを頼りに【みんなで創る編】と、私の【しめじ編】がスタートしたわけであります。
そうして出来上がったのがコチラ
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【みんなで創る編】参加していただいたのは以下の方々。各章には簡単な設定をもうけました。
第2章〈ユキ目線〉高校一年生 シュウとユキの出会い 付き合い始める 都内又はその近辺の設定
七海さんが私からのバトンを受け取ってくれました。
高校が舞台ということで、女子高生らしい可愛いらしい文章が印象的でした。
先ず、最初の受け渡しが出来てホッとするのでありました。
第3章〈シュウ目線〉高校二年から三年(2/28より前)までのエピソード
第5章〈シュウ目線〉シュウの大学生活(大阪)
第9章〈シュウ目線〉7年後の待ち合わせ
拝啓 あんこぼーろさん この方がこの企画に走る原因を作った人。ハッシュタグの言葉を見逃さず、コメントで私を追い込んだ張本人です笑
シュウのパートを担当してくれる方がなかなか見つからず、3つの章を担当してくれました。ので、シュウの半分以上は[あんこぼーろ神]で出来ています。また、個性的な脇役を登場させ、ファンクラブができそうなほどの人気キャラクターを作り上げたのでした。
そして、「物語りを創る我々は、その登場人物にとっての神である」という名言をコメント欄に残したひとである。
因みにこの時までずっと[あんこぽーろ]さんだと思ってました。(ぽ ではなく ぼ) ごめんなさーい🙇
第4章〈ユキ目線〉卒業前のユキからの別れの言葉&7年後の約束についてのユキの心情など
「好きでもきらいでもある人といると落ちつく」という名言を残したのが、Mizukiさん。七海さんからの可愛らしいユキを受け継ぎながらも、芯の強さが感じられる。
Mizuki さんは文章だけでなく、ご自身で描かれたイラストも作品の中に入れてくれました。優しいタッチのイラストです。
第6章〈ユキ目線》 ユキの大学生活(北海道)
acさんは、この当時はまだ〈変態小説家〉ではなかった。(下ネタは書いたりしてたけど)
この章では、ユキに新しい恋人が、、、と思ったら ac神はその相手を消してしまいました。けっこう人気のキャラだったのに。次の章以降を担当する方々への配慮だったのかもしれません。
この章の舞台を北海道に設定させていただいたのは、私のnote 仲間に北海道出身とか在住の方が多くいたので、誰か担当してくれるだろうという短絡的な理由からでした。
ac さんが素敵な風景描写をしてくれました。
最近、ちょっと遠い人になってきた感じがして寂しいですが、応援してます。
第7章〈シュウ目線》 シュウの就職 職場での出会いなど
やすこさんは、魅力的な女性をシュウの相手として登場させてくれました。やすこさん自身がシュウとなり、熱い物語りを展開してくれました。
最初、〈上〉にあたる記事だけで、次の人にバトンを渡そうとされていました。しかし、私は(他の読者も)やすこさんの創作で、この広島での話しの続きを読みたかったので、無理を言って書いていただきました。
やすこさん自身はだいぶ、このリレー小説で身も心もすり減らしてしまったようですが、書いていただけて良かったと思っています。
第8章〈ユキ目線〉 ユキの就職(大学院なんかもあり) 出会いなど
吟遊さんは、専門的な知識も駆使して、個性的なキャラクター、物語りを創ってくれました。仕事場でのリアルな描写、人間関係に唸らされました。
この企画までは全くお付き合いがなかったので、他の参加者の皆さんも特に注目していたように思います。
また、他のいろんな企画にも参加されていますので、皆様もご覧くださいませ。
第10章〈ユキ目線〉7年後の待ち合わせ(ここで終わらせても、続けてもOK)
そしてラストランナーは、うたさん。
参加の意思は最初に示してくれたのですが、その時にいくつもの作品や企画を手掛けていたので、時間的な余裕をみてのアンカー希望。
それまでの流れを全て汲みとりつつ、ご自身の文章力、描写力を存分に発揮されて、美しいフィナーレを迎えていただきました。
物語りを創るのが苦手だと言っていた、うたさんも今ではたくさんの創作をしています。(どれも美しい文章です)
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このあと、企画に関連した記事もみなさん載せてくれたりしています。
こちらには纏めきれませんでしたが、お時間があったら探してみてください。
ということで《みんなで創る編》は、全10章+1 24本の記事で完成致しました。
私が書いた《序章》が9/22、うたさんのラストが11/7の投稿なので、なんと42日間を費やしての完走でした。
長い時間を費やしましたが、24本の記事を42日間と考えると、かなりのハイペースにも思えます。
皆さん、長丁場の企画にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願い致します_(._.)_
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で、平行して書き進めた私の《しめじ編》。
第5章くらいは平行して走ることができましたが、途中から減速。
完走したのが11/19。なんと54日間もかかってしまいました。
全14章 22本の記事。(最後の方の章だてがよくわからなくなってます)
皆さんの創る作品を見ながら、こちらも頑張らなければ。と思いつつ、そっちはみんなで楽しそうだなー。なんて思っちゃったり。
でも、ひとりでは絶対にこんなに続きませんでした。沿道の応援(スキやコメント)があってこそのゴールでした。
応援してくれた皆さん ありがとうございました。
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今回、ひとりで書くのと、皆さんで繋いだ作品を比べてみると、《みんなで創る編》は、書き手の方の個性が出て、各章で違う楽しさを感じられました。その反面、前の方までの話しの流れ、設定などにならいながら物語りを進めること、後の方への配慮をしなければいけなかったので、自分ひとりで書くより難しかっただろうなと思います。
自分はと言えば、自由に強引な話しの流れをつくったりして、その点では楽だったのかな と。
あと、7年後に再会するっていう設定、ロマンティックではあるけれども、かなり無理があったかな。せいぜい2、3年だね。
幾つかの企画に参加させてもらって思ったのが、なんでも自由に応募してください。というものよりも、ある程度制約のある企画の方が参加しやすいし、面白いという事です。
もし、また企画を立ち上げる時には、制約を作りながらも、もっと簡単気軽に参加して貰える企画にしますね。
それでは皆さん、やっとこの企画のまとめ記事を書くことができました。
これで一旦、この企画とはお別れです。
さようなら。
この企画に関わってくれた皆さん
大好きです。
ありがとう。 しめじ🐵
ゆる~く 思いついたままに書いてます 特にココでお金稼ごうとは思ってませんが、サポートしてくれたら喜びます🍀😌🍀