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◇不確かな約束◇ みんなで創る編

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シュウとユキの7年後の約束。 7年後の2/28 18:30 ユキが別れを告げたカフェ〈Promised Place 〉で再会するという。 私(しめじ)が序章を書き始め、その後を… もっと読む
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あとがき

クリスマスイブから書きはじめ、先程完結致しました。 いやぁ。 もう、なんか、サウナで超絶…

しあわせのシルシ 後編

(性的な表現を含みます。18才以下の方は、数年後か十数年後にまたお越しください。) (イヤ…

しあわせのシルシ 前編

「え、高そう。てっきりその辺のホテルとかだと思ってた。」 「クリスマス過ぎちゃったけど、…

しあわせな家

この店でいいのかな。うん、店の名前はあってる。木の扉を開ける。 からっ 軽快なドアベル。…

新企画 ◇不確かな約束◇ みんなで創ろう

私(しめじ)が書き始めた【不確かな約束】を、皆さんで作り上げていこうという企画です。 この…

しめじ
3年前
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◇不確かな約束◇序章

7年後、ここでまた会いましょ!ユキが、別れを受け入れられず黙りこむ僕にそう言った。 ★★…

しめじ
3年前
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◇不確かな約束◇第2章

しめじさんによる「序章」はこちら。 *** 言った、言っちゃった・・・。 シュウに別れを告げた後の、帰り道。足元も体も頭も、なんだかふわふわとして落ち着かない。 本当にお別れしてしまった、シュウと。半ば信じられない気持ちで思う。 でも、何度も考えたんだから。伝えられて、良かった。私、明るく言えたよね? シュウは・・・やっぱり納得してなさそうだったけれど。 これで本当に良かったのかは分からない。でも、きっと良かったんだ、そう思うしかない。 電車に揺られながら、シュウ

◇不確かな約束◇第3章春夏

noteの人々と、リレー小説を書いています。 このお話は、しめじさんの序章から始まりました。…

◇不確かな約束◇第3章秋冬

◇不確かな約束◇第3章秋冬 ユキは動物が好きだった。そしてなんと、月に1度は動物園に行きた…

◇不確かな約束◇第4章

このお話の続き。第4章をMizukiが書きます。 *** シュウにお別れを切り出したその日、 カ…

Mizuki
3年前
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◇不確かな約束◇第5章 上

「えっと、じゃあ、プチトマト、レンコン、ゴボウと、ししとう。で、あとは、シイタケもお願い…

◇不確かな約束◇第5章 中

さっちゃんこいつな、めちゃめちゃ酒弱いねん。こいつのアルコールの強さ、電力で言うたら、ボ…

◇不確かな約束◇ 第5章 下

だから、あんなやつ忘れて、なんか大学生らしいことはしたいんですけどね。でも相手をどれだけ…

◇不確かな約束◇第6章 上

「これがポプラの木か」 私は、まだ茶色がかっていて芽吹く前のポプラを見上げて独り言をいった。 正直、もっときれいだと思った。 私は北海道大学に入学し、それなりに大学生活を過ごしており、まもなく1ヶ月が過ぎようとしていた。もう5月だというのに朝は時々息が白くなるほど冷え込む気候に、ちょっとずつ慣れてきた頃だ。 大学の構内はとにかく広かった。歩いても歩いても重厚な建物と樹木が続いていくキャンパス。北海道というキーワードからイメージする私の感覚が、そのまま飛びだして目の前にあ