アイキACコージ

小説、エッセイ、ショートショートを執筆。読者の心を揺さぶる異常な日常を描く。 出版物の…

アイキACコージ

小説、エッセイ、ショートショートを執筆。読者の心を揺さぶる異常な日常を描く。 出版物の一部 『わたし ときどき 哺乳瓶』https://amzn.to/3hA7PvC

マガジン

  • わたし ときどき 哺乳瓶

    2020年10月に出版した「わたし ときどき 哺乳瓶」~元気になれる変なエッセイ~に収録た内容をnoteのマガジンにまとめました。書籍購入よりリーズナブルなお値段にいたしました。※『タローの赤ちゃん』は著者の都合で削除しております。

  • 子供の頃の思い出

    「子供の頃の思い出」シリーズをまとめました。

  • タクシー運転手の思い出

    「タクシー運転手の思い出」シリーズをまとめました。

ストア

  • 商品の画像

    【楽曲】With a wish from under the roof(フキ下から願いを込めて)

    Thoughts that don't reach me. Then there's only one thing I can do. To stare. From under the butterbur. (届かない想い。ならば私ができることはただひとつ。見つめること。フキの下から。)
    300円
    『絶対に着てはいけないTシャツ』の制作と販売
  • 商品の画像

    Tシャツ『あなた、どこかで見た顔ね。』cojing

    「あなた、どこかで見た顔ね。」のTシャツが登場。 これは中年男性にとっての憧れを具現化しました。はい、恥ずかしがらなくても大丈夫。このセリフを待ち侘びて今まで生きてきたことは、もう隠さなくても良いのですよ。経験したことのない、夜の街を彷徨いた時のようなドキドキを思いっきり感じて良いのですよ。 このTシャツは、シンプルでありながらも圧倒的な存在感を放つデザインが特徴です。目立つロゴやメッセージは一切なく、ただただ「あなた、どこかで見た顔ね」というフレーズが堂々とプリントされています。その無骨さが、中年男性の心をくすぐり、引き込んでしまうのです。 また、素材にもこだわりました。肌触りの良いオーガニックコットンを使用し、着心地の良さと通気性を両立させています。さらに、洗濯しても色が落ちにくく、縮みにくいので長く愛用していただけます。 このTシャツを身に着けた瞬間、あなたの雰囲気が一気に変わることでしょう。周りの人々の視線を引き付け、あなたの魅力をより際立たせること間違いありません。さあ、今こそあなたも未知の世界へ飛び込んでみてください。Tシャツを着たその夜、見知らぬ女性からついに声がかかるかもしれません。 ※サイズについては、お手持ちのTシャツと比較してご検討ください。商品写真と実物の色合いが異なる場合がございますので、予めご了承ください。
    3,090円
    『絶対に着てはいけないTシャツ』の制作と販売
  • 商品の画像

    【楽曲】With a wish from under the roof(フキ下から願いを込めて)

    Thoughts that don't reach me. Then there's only one thing I can do. To stare. From under the butterbur. (届かない想い。ならば私ができることはただひとつ。見つめること。フキの下から。)
    300円
    『絶対に着てはいけないTシャツ』の制作と販売
  • 商品の画像

    Tシャツ『あなた、どこかで見た顔ね。』cojing

    「あなた、どこかで見た顔ね。」のTシャツが登場。 これは中年男性にとっての憧れを具現化しました。はい、恥ずかしがらなくても大丈夫。このセリフを待ち侘びて今まで生きてきたことは、もう隠さなくても良いのですよ。経験したことのない、夜の街を彷徨いた時のようなドキドキを思いっきり感じて良いのですよ。 このTシャツは、シンプルでありながらも圧倒的な存在感を放つデザインが特徴です。目立つロゴやメッセージは一切なく、ただただ「あなた、どこかで見た顔ね」というフレーズが堂々とプリントされています。その無骨さが、中年男性の心をくすぐり、引き込んでしまうのです。 また、素材にもこだわりました。肌触りの良いオーガニックコットンを使用し、着心地の良さと通気性を両立させています。さらに、洗濯しても色が落ちにくく、縮みにくいので長く愛用していただけます。 このTシャツを身に着けた瞬間、あなたの雰囲気が一気に変わることでしょう。周りの人々の視線を引き付け、あなたの魅力をより際立たせること間違いありません。さあ、今こそあなたも未知の世界へ飛び込んでみてください。Tシャツを着たその夜、見知らぬ女性からついに声がかかるかもしれません。 ※サイズについては、お手持ちのTシャツと比較してご検討ください。商品写真と実物の色合いが異なる場合がございますので、予めご了承ください。
    3,090円
    『絶対に着てはいけないTシャツ』の制作と販売
  • もっとみる

最近の記事

  • 固定された記事

「画期的なトイレットペーパー」 ショートショート

アマゾンで注文していたモノがやっと届いた。画期的なトイレットペーパーが開発されたと聞いてすぐにポチッとしたのだ。ここ最近では珍しく待ち遠しい商品であった。なんせその画期的さは一切報じられないまま販売をスタートさせたのである。その奇抜な販売戦略が功を制するのかどうか一部のマニアからは注目された商品であった。 さっそく包み紙を破って中身を取り出した。時代と逆行して、けっこうな包装で何重にもしている。やっと出てきたのはロール状のひとつのトイレットペーパー。いっけん何の変哲もないよ

    • 『真のパンクロッカー』創作大賞2023応募作品

      二十歳になったばかりの私はいきり立っていた。 「バンドでスターになってやろう!」なんて夢を抱いてひとり札幌に渡り、わずか五畳半の小さな部屋での生活を強行したのだ。まさしく勢いだけで始めた札幌音楽生活。気づけば一ヶ月が過ぎていた。 その日の夜も小さな部屋でひとり、懸命に楽曲作りに精を出していた。とはいえ生活のためには最低限の家事はしなくてはいけない。私は大きなため息を吐き、しぶしぶ立ち上がった。洗剤をひとふりして洗濯機のスタートボタンを押す。二層式タイプの古い型のせいかヤケクソ

      • 『大切なお知らせ』

        皆様いつも私のショートショートやエッセイをお読み頂き、スキやコメントまで頂き本当にありがとうございます。 ちょうどnoteを始めてから一年目となりました。そこで私、誠に勝手ながら以下の決断をさせていただきました。 ◼️本格的に小説の執筆を始めます。 ◼️ noteへの毎日投稿を一時休止とします。 ◼️名前を『10分変態小説家』から『アイキACコージ』に変更します。 以上の三つです。 本日以降本格的に小説の執筆を始めたいと思います。と言いましてもこれも執筆修行という

        • ついに母の作品集が発売されました!

          やっと母の作品集が発売されました! ちなみに「チイヤン」とは母の子どものころからのあだ名です~ ■タイトル:めんぼうにいやされて 著者:チイヤン ISBN:481502405 超遅咲きの芸術家をどうぞよろしくお願いします🤗 ✻ ✻ ✻ ついでに私の新作もアピール! ■タイトル:ホームの三津男 ~二十の不思議で異常な世界~  著者:アイキACコージ ASIN : B08QMZBL93 親子出版のお知らせでした(笑)

        • 固定された記事

        「画期的なトイレットペーパー」 ショートショート

        マガジン

        • わたし ときどき 哺乳瓶
          アイキACコージ
          ¥400
        • 子供の頃の思い出
          アイキACコージ
        • タクシー運転手の思い出
          アイキACコージ
        • 大人の思い出
          アイキACコージ

        記事

          「煩悩捕獲者」 ショートショート

          俺は十二月に入ると横隔膜のあたりがピクピクしてくる。心拍数も上がってくるのだ。別に傷んだものを食べた訳でも卑猥なサイトを覗いた訳ではない。まぁ、言ってみれば武者震いのようなものだ。なんといっても年に一度の勝負の時がまもなく来るからな。この時を楽しみにしている奴らであれば俺のこの興奮は理解できるはずだ。 俺はカレンダーの下段を確認し、十二月三十一日の数字のところにグルグルと赤丸をつけ『WPC』の文字を殴り書きした。 おそらくnote利用者の皆さんはこの仕事について知らない人

          「煩悩捕獲者」 ショートショート

          四作目の作品集「ホームの三津男」を出版しました!

          出版のお知らせです。 noteで投稿した作品ではありますが、思い入れの強いものをまとめました~♪日々の執筆活動はやればやるほど楽しいですが、その難しさも同時に感じることができ、毎日灼熱のネクターを一気飲みしてるようなありがたき経験ができております! 今後も少し長めの小説、ホラーなどより変な世界を追求した形で発信できるよう鍛えていきます。 ✻追加情報ですが、北海道に住む私の母(77)は五年ほど前から突然として芸術活動を始めました。その作品たちを一冊の画集にまとめたものを間も

          四作目の作品集「ホームの三津男」を出版しました!

          「シュレッダー係」 ショートショート

          段ボール箱いっぱいの書類の山。ここから数十枚無造作に取り出して、クリップ、ホッチキスの芯、糊付け部分に気を付ける。それをわずかなすき間にネジ入れると、待ってましたとばかりに吸い込んでいく。そのすき間はもっともっとと求めてくるのだ。 私はシュレッダー係だ。この仕事に就いて、というか無理やり配属されてからもうかれこれ十年になる。はっきり言ってリストラ対象だったのだ。それでも私は辞めなかった。辞めるなんてことは私の脳みそには一切刻まれていないのだ。だから私はこのシュレッダー係とい

          「シュレッダー係」 ショートショート

          「夜のカラスの役割」 ショートショート

          僕の楽しみは夕方六時からまじまる。つまり太陽が沈んで暗くなったらカーテンを開けられるってこと。楽しみといっても普通の子どもみたいに外で好き勝手飛び回っていいわけではない。こうして二階の窓から外を眺めるだけなんだ。 『色素性乾皮症』病院の先生は僕の病気をそう呼んでいた。お母さんは太陽の光に当たってはいけない病気と言っていた。当たるとガンになっちゃうんだって。だから小学校も全然いけてない。本当は小学校五年生のはずでみんなと遊んだり、教室で勉強したかった。だけど病気だからしかたが

          「夜のカラスの役割」 ショートショート

          「独創的なひまわり」 ショートショート

          小学校二年生の作太郎は変わった少年だった。 学校へは来たい時にふらっと立ち寄り、授業中は一生懸命イタズラ描きに専念する。写生の時間では空に木々を泳がせ、山の色を七色に塗った。友達とも仲良く遊ぶが、ふとした時にはひとりで学校の隅にうずくまり、蟻の巣を何時間も見ている。それでいて成績は中の下くらいにとどまっており、うまい具合に問題児扱いは免れていた。父親は今も海外で働き、母親はもと画家というから、変わった子供に育つのも自然の流れなのかもしれない。 夏の初め。 理科の時間ではひ

          「独創的なひまわり」 ショートショート

          第三弾『ラムネの森』出版のお知らせ

          いつも私のよく分からない世界観をお読みいただき本当にありがとうございます。書いている自分でもよく分からないのでこれは重症です(^^; そのどさくさに紛れてまた出版(キンドル版)してみました。 第三弾目の放出です↓ これは今までnoteで公開したショートショートの選りすぐりを二十一作品まとめたものです。なのでnoteをよくお読みいただいていた方にとっては、あたらしい作品ではないのです。ただ一つの作品集としての存在感はそれなりにあるのかもしれません。このあたりよくよくご検討い

          第三弾『ラムネの森』出版のお知らせ

          「アバンギャルドな床屋さん」 ショートショート

          営業の途中、ちょっと時間があいた。髪の毛切っておくか。ふと、そう思い近くの床屋をグーグルマップで調べてみた。すると一件ヒット。 『アバンギャルドな床屋さん』 うん、なんかよく分からんが床屋みたいなので行ってみることにした。歩いて五分。とにかく近くでよかった。 レトロなスリガラスの扉を押して入ってみた。懐かしい床屋の匂いだ。子どもの頃に通っていた床屋を思い出す。店の奥で新聞を読んでいた店主は、ヒョイと顔をあげて 「いらっしゃい」 思いもよらない客が来た時のキョトン顔で

          「アバンギャルドな床屋さん」 ショートショート

          「寝癖のジョージ」 ショートショート

          またアイツ、寝癖がひどいな。私の前の席の霧島丈二は毎日寝癖をつけて登校する。 「おいジョージ!俺らは高校生になったんだぞ。寝癖くらい直してこいよ」 何度かそう言ったがいっこうに変化がない。相変わらず眠そうな顔で机にもたれ、後頭部の寝癖を揺らしている。 私はそんな寝癖をため息混じりで見ていた時、ふと気づいた。ジョージの寝癖の奥に何か見える。そう寝癖の雑木林のその奥、つまり右側の頭皮に何か見えるぞ。 私は先生に見つからないよう努めてゆっくりとジョージの後頭部に顔を近づけた

          「寝癖のジョージ」 ショートショート

          私のプロフィールです。

          私のプロフィールです。

          『エレシモ』出版のお知らせ

          またまた出版のお知らせです。どれだけ出すねん、という感じもしますが、やってみたい衝動に負けてます。 そんなことで今回は『エレシモ』というタイトルで電子書籍を出版しました。『エレシモ』とはエレガント下ネタを略したもの。なんかお恥ずかしいですね。 今までnoteで執筆してきたエッセイの中で厳選した「下ネタだけ」を集めました。加えて書き下ろし4話、有料記事1話を盛り込んだ全24話です。 下ネタ好きなヤングたちには待望の書といえるでしょう! 購入後に万がいち家族にばれても、表

          『エレシモ』出版のお知らせ

          【企画参加】 【よみがえる遺産】 「最後のラーメン」

          こんなこともあるのか! 渡したはずのバトンがクルクルと世の中を回って『タロの助』さんから私へ戻ってきたのだ。天下のまわりものかも。ということで、さっそく現在のPVを見てみる。 PV一番は今も上昇中の『画期的なトイレットペーパー」なのだが、これは前回ご紹介したため、2番目の「最後のラーメン」にする。まぁこの作品、僕ラーメンが好きなのだ!という方には一度読んでもらいたい。そして何かの教訓になるといいのだが😅記事を下に貼っておく。胃薬をご用意のうえ、まずはカブリついてみよう。

          【企画参加】 【よみがえる遺産】 「最後のラーメン」

          * 追加のお知らせ *

          昨日紙の本が出版されたお知らせをしました。多くの祝福のお声をいただき感謝感激です! 実は本日、電子書籍(Kindle版)も販売されましたのでお知らせいたします。わたし ときどき 哺乳瓶: 元気になれる変なエッセイ (電子書籍Kindle版) 紙の本から一日遅れの販売となってしまい大変申し訳ありませんでした。すでに紙の本をご予約いただいた方はキャンセルの上、こちらの電子書籍(Kindle版)をご購入されることもご検討くださいませ。お求めやすい金額になっております🤗♪ では

          * 追加のお知らせ *