t-yoko@MリーグをNAGAで解析
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Mリーガーの公営ギャンブル
Mリーグが立ち上がったとき、Mリーグは違法賭博に関わらないという「ゼロギャンブル宣言」を打ち出した。麻雀はもともと賭博に使われている、というイメージが強く、後ろ暗い部分があった。
しかし、Mリーグという麻雀のプロリーグを作っていく上では、麻雀のイメージをクリーンなものにしていかなければ、スポンサーからの支持を受けることは難しいだろう。それを受けてのゼロギャンブル宣言というわけである。
さて、こ
天鳳6段に復帰しました
2024年7月20日、不肖t-yoko、ようやく天鳳6段に戻ることができました。
数年前7段まで到達し、調子に乗っていた頃…そこから6段に転落し、その後一気に5段まで転落していました。5段からは落ちる気配がなかったのですが、ずっと打っていても原点付近をウロウロするだけで、なかなかポイントを積むことができず…。
いつかは7段に戻りたいと思い、1日1半荘は打とうとチマチマ努力を続けていましたが、つ
Mトーナメント2024・7月15日、決勝ステージB卓 松ヶ瀬プロのチートイツ決め打ちの決断を振り返る
Mトーナメント2024・7月15日、決勝ステージのB卓戦は最後まで誰が勝ち上がるか分からない、非常に面白い試合でした。第1試合にトップを獲得した松本プロが敗退するという、本トーナメントではなかなか珍しい事態。
そんな中で勝ち残ったのが瑞原プロと松ヶ瀬プロ。特に松ヶ瀬プロはオーラスにチートイツでのアガりを決めて、松本プロをかわしての勝ち上がりを決めました。
この時の手順が目を見張るものでして…
Mトーナメント2024・7月15日、決勝ステージA卓 杉浦プロの1p切りテンパイ外しを振り返る
Mトーナメント2024は7月15日より、予選が終わって決勝ステージに入りました。本日はそのA卓とB卓の試合が開催。いずれの卓も最後まで3人以上が競り合うような非常に面白い展開でした。
さて、そのうちのA卓の第2試合、南2局。ここでの杉浦プロの決め手となった一撃の手順が面白かったので振り返ってみようと思います。
杉浦プロはこの手で6mを引きました。6s7sを切れば単騎待ちのテンパイ。リーチをする
Mトーナメント2024・7月12日、佐々木寿人プロの赤5pでの放銃回避からのアガりに脱帽
Mトーナメント2024・7月12日、予選G卓戦。この試合は佐々木寿人プロと松ヶ瀬プロがそれぞれ第1試合、第2試合でトップを獲得し勝ち上がりを決めました。
その第1試合、寿人プロがトップを獲得する決定打となったアガりの手順があまりに見事だったので、ここで取り上げたいと思います。局数は南3局1本場、トップ目の東城プロと点数がほぼ並びの2着という状況です。
東城プロは前巡に白を切って、ホンイツの5-
神域リーグ2024・7月9日、朝陽にいなの美しきノーテン
7月9日、神域リーグ2024の第5節が開催されました。筆者もさらっとではありますが観戦していました。その中で「これは!」と思うプレーをnoteに書き留めておきます。
それは第5節の第1試合、オーラス南4局1本場。朝陽にいなさんと長尾景さんが700点差でトップを争っている局面。長尾さんは南と白のダブルバックでテンパイ。にいなさんは700点リードしている親番で、なんとか親をつないでいきたいところ。
Mトーナメント2024・7月8日、予選2nd E卓第2試合 決め手となった岡田プロの手順
Mトーナメント2024・予選2ndも半分以上を終え、7月8日にE卓戦が開催。この試合では岡田紗佳プロ・日向藍子プロの2名が勝ち上がりを決めました。
さて、この試合で個人的に注目したいのは第2試合、南2局の岡田プロの手順です。岡田プロは1試合目で2着。競っているたろうプロが1試合目4着だったので、1回マンガンクラスをアガっておけば、かなり有利な状況で戦える場面です。
そんな岡田プロに赤3の超豪華
最高位戦所属・吉田健一郎プロ、サブアカでの不適切な発言を謝罪
2024年7月6日、最高位戦所属の麻雀プロ、吉田健一郎プロが自身のXのアカウントにて以下のポストを発信した。
吉田プロは今回謝罪をしているアカウントだけでなく、別のアカウントを持っていた。具体的な内容はここで紹介しないが、そのアカウントにて他プロの打牌批判や誹謗中傷などを行っていたという。
7月7日追記:本人のポストを見て、鍵アカの話だと判断していたが、SNS上の情報によると、もともと鍵をかけ
Mトーナメント2024・7月5日、予選2nd C卓第2試合 松本プロの3p放銃を見直す
さて、Mトーナメント2024・予選2ndのC卓。昨日は勝又プロの手順についてnoteで取り上げました。
この試合もう1個気になったのが、松本プロの3p放銃のシーンです。
第1試合では松本プロはトップを獲得しており、第2試合では大きなラスを取らなければ概ね通過となります。そんな中で東2局2本場、対面と親から2軒リーチを受けました。なんとかしてオリたい所ですが…手牌の中には2人への共通現物はなし。
Mトーナメント2024・7月5日、予選2nd C卓戦 勝又プロのエグい手順!
7月5日のMトーナメント2024、予選C卓戦は松本プロと勝又プロが勝ち上がりを決めました。その試合の中で個人的に目を引いたのが、勝又プロの手順。
状況としては第2試合の南2局、勝又プロがトップ目。勝又プロは第1試合で2着で、下家の真田プロにトップをまくられないようにしたいところです。真田プロはカン6sをチーして1sを手出し。前巡には3mを手出ししてきています。
そこで勝又プロは赤5sを引いてき
Mリーグ回顧録~小林プロの四暗刻オリを考える~
先日からニコニコがサイバー攻撃を受けたことにより、サービスを停止していた麻雀AI・NAGA。しばらく使えなくて大変だ…と思っていたのですが、ひとまず1日150ポイント分だけ使えるようNAGA(仮)として復活しました。
150ポイントだとこのnoteで使っている量からすると、かなり少ないのでなんとかシーズン開幕までに完全復活してほしいところですが…。とにもかくにも、NAGAが使えるようにはなった、
Mリーグ2024-25ドラフト会議の感想
2024年6月28日、Mリーグ2024-25シーズンドラフト会議が開催された。
ドラフト会議の配信は以下に掲載しておく。
今回のドラフトでは、魚谷プロ・東城プロが退団となったセガサミーフェニックスが2名を新たにドラフトする形となった。そして指名された2名は以下の通り。
第1巡:竹内元太プロ(最高位戦)
第2巡:浅井堂岐プロ(日本プロ麻雀協会)
このドラフト結果は個人的には予想外だった。竹内
Mリーグ2024-25ドラフト会議・指名予想!
Mトーナメント2024が行われている最中、MリーグよりMリーグ2024-25シーズンドラフト会議の開催が発表された。
今回のドラフトでは新チームの追加は無し。選手の入れ替えについては、セガサミーフェニックスが魚谷プロ・東城プロが退団となったため、その空いた枠2名分の指名を行うことになる。
2人の退団があったときの記事にも書いたが、今回の退団はセガサミーフェニックスをスポンサードする「セガサミー
Mトーナメントの松ヶ瀬プロを見て、こっちの方がいいのでは?…と思った話
Mトーナメント2024・6月21日の予選L卓を観戦。L卓の出場者は鈴木たろう・松ヶ瀬隆弥・逢川恵夢・桑田憲汰の4名。MトーナメントはMリーグルールで半荘2回を行い、そのポイント合計で争うルール。
そのため、2戦の内1回でもトップを取れば、かなり勝ち抜ける確率が上がる。なので特に1試合目は全員がトップを狙って前のめりに攻めてくることになる。その結果、普段とは打ち方ががらりと変わる選手もおり、特にL
Mトーナメント2024予選J卓 瀬戸熊プロの発切りカン5pリーチを考える
2024年6月17日、Mトーナメント2024・予選I卓/J卓の試合が行われた。配付作成を行う上で、試合を通して見たわけだが…Xなどを見たところ、一番槍玉に挙げられていたのはこのシーンだろうか。
予選J卓・第1試合の東3局2本場。親のむくプロがリーチ、下家の岡田プロが仕掛けを入れている場面。
瀬戸熊プロはここに赤5sを引いてテンパイ。トーナメントの第1試合ではトップを取りたいわけだから、このチャ