小さな背中・今日は大きく見えるよ
次女の第一歩
こんにちは
前回までは、思いつくままに私自身の鬱について書かせてもらいました。
だけど今日は、ぜひ次女のことを書かせてください。
次女は小さい頃から大人しく、遠慮しがちで我儘も言わない子でした。
3歳児健診のお医者さんの前でも自分できちんと先生の前の椅子に座り、じっとしていました。
それを見たお医者さんと保健師さんは目を丸くして
「なんて躾が良いのかしら!」と言ってくれましたが違うんです。
私は何も特別な躾などしていません。逆に働いていたし、発達障害の長女の方に手を取られることも多かったのです。
幼稚園の先生に「次女ちゃんはとても大人びていて、おままごとの皆やりたい役を自分もやりたいのに、すぐ譲ってしまうんです。1回も泣いた事も無いし、そこが心配です。」と言われていました。
小学5年生の途中から学校に行けなくなり、高校は通信制で立派に3年間で卒業しました。
私はこのころは、長女が典型的な広汎性発達障害(当時はアスペルガー症候群)なので、次女が我慢することも多くいわゆる『きょうだい児』の問題だと思っていました。
色々調べていましたが「発達障害」の本や情報は増えてきていましたが、
『きょうだい児』の本はなく、「発達障害」の本に2~3ページ見つけただけでした。
今思えば「元夫」は、やはり「発達障害」の症状があり
私も『カサンドラ症候群』になっていた気がします。
※カサンドラ症候群は、発達障害の家族がコミュニケーションなどの問題から心身に不調をきたす事です。
ちょっと話がそれました。
次女は
・起立性調節障害・自閉症スペクトラム障害 ・摂食障害(拒食症)
・対人緊張 などなどの診断が付きました。
本当に、次女も今までよく頑張ってきましたと思います。
高校卒業してからは数年家から出られませんでしたが、今日からお仕事に行けました!!(障害者雇用の半日仕事です)
小柄なのでマスクとリュックがとても大きく見えて、健気に頑張って一人で歩いて行く姿に思わず涙ぐんでしまいました。
小さな一歩だけど、我が家には本当に大きな大きな1日でした。
色々な事や人たちに「ありがとう」と感謝の気持ちでいっぱいです。
今回も読んで頂き有難うございました!!
誰かに知って頂けることが
私も嬉しいです。
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