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Apple Watchを卒業した人がXiaomi Mi Band 5 グローバル版を買って使ってみた、レビューの話

昨年の夏に一年ほど使っていたApple Watchをメルカリに売却して断捨離して一年ぐらいがたちました。断捨離を覚悟したのは

・AppleWatchを通じて連絡がきたときにすぐに返信できるのは便利だけど、逆に相手からの返信の時間がかかる(ように感じてしまう)ことにストレスになってしまう
・電力が1日しか持たず、腕につけっぱなしの効用が本領発揮されうるヘルスキットとしては使いこなせない(睡眠測定ができない)

との理由からでした。結論はまだスマートウォッチは時期尚早だったということです。

ところが知り合いからシャオミーの新型のスマートウオッチ(というかスマートバンド)がよいらしい話を聞きつけて、並行輸入品しかなくて多少割高でしたが購入して使ってみることにしました。

というのも昨年秋から自分自身の体調や家族やライフワークに気を配り、そちら方面の投資は躊躇しないことを決めていたのもありました。

1.並行輸入品を買う

Xiaomi Mi Band 5は中国国内版と、グローバル版の2種類が存在します。そしてこれが一番重要なのですが、Xiaomi Mi Band 4は日本国内で正式に販売されていますが、Xiaomi Mi Band 5はまだ発売されていません。

そこで今回購入した後、日本で日常的に使うためには「後日アップデートで日本国内で使うことを前提にされた日本語表記対応」「電波等の法律の対応」が重要かなと思いまして、並行輸入品なので安価な中国国内版を使ってもよいのではと思いましたけど、念のためグローバル版にしました。

店舗には売っていないので、ネットECサービスで並行輸入業者の各店舗から購入することになります。注文を受け付けてから中国本土から発送しているようなお店や代行プラットフォームだといつ頃届くのが読めないため、発送がほぼ翌営業日になっているか、という観点でのみお店は選択しました。

自分はYモバイルユーザーなので、PayPayスーパージャンボ開催日に、ヤフーショッピングで購入しました。(狙い通りスーパージャンボに当選した)

2.開封して使うまで

購入して翌営業日発送店舗で購入することができたためすぐに届きました。

こんな感じのはここで届きました。箱の外壁が凹んでいたのですが、ネットのレビューをみていたところ、そういうものもあるとのことで特に気になりませんでした。

充電ケーブルと、取扱説明書(保証書みたいなもの)と、バンドと本体が入っていただけで、メール便で届きました。band4までは充電の仕方が大変だったようですが、5になってから簡単になったようですね。

3.使ってみた印象

とにかく軽いです。

値段が値段なので、液晶画面が見苦しいのかと思いきやそこまでてもなかったのが意外でした。

Miアプリと連動させてすべての設定を行うわけですが、初期設定では、腕をふり上げて自動的に画面が表示される機能がoffになっているので気をつけてください。

心拍数をとったり、睡眠時間を計測する設定もすべてoffになっているのでこれもonにする必要があります。後ほど書きますが、設定アプリでonにするときにいちいち警告で「バッテリーの持ちが悪くなります」みたいな表示がありますが、全く気にする必要はありません。

日本に住む日本人ならエリアはTokyoにして、言語は英語にして使うのがよいでしょう。(現在はまだ日本未発売なため日本語設定はありません)ややこしいのですが、Mi Fitアプリ側は日本語が対応しているので、設定の仕方とかは特に不安になるところはありません。スマートバンド側の表示が英語になるだけです。

また英語設定でもスマートフォンのpush通知連携していると通知文言が日本語の時どうなるのか、と思うかもしれませんが、日本語はきちんと表示されました。(課題のところで書きますが、スマートバンドの文字表示は、時刻表示などの固定表示以外の可変文字を表示させてスマートウオッチ的に使うことが想定されていないため解像度の低い文字フォントで見苦しい)

4.アプリを使いこなす

Mi Fitアプリは端末の設定が可能ですが、どちらかというと、スマートバンド側の補足データを分析したりするヘルスウェアアプリとして使うのが面白いです。

アップルウオッチで一通り使い慣れているため特に感動はないのですが、独自のストレス補足・アラート機能や、睡眠スコア機能などを確認することが可能です。独自のPAI指標(シャオミーのゲーミフィケーション的なヘルスケアアプリの機能)もあっていろいろ面白いです。

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そして太っ腹なのはMi Fitアプリ経由でアップル純正のヘルスケアプリ側にも連携できる部分がなかなかすごいです。過去のデータと組み合わせたりできるし、シャオミー以外のヘルスケア系ハードと連携させた使い方もできます。

少し前我が家ではオムロンで体重計から万歩計で揃えてしまっていたところでオムロンは自社囲み込み主義で連携できなかったのでとても残念な気持ちになりました。

また専用のワークアウト計測機能がついています。ランキングやサイクリングをしっかり記録したいときに使うのですが、これがなかなかすごい。リアルタイム心拍数やマップが記録される。高低差まで記録されるなんてみたことないです。ジョギング管理アプリはもうこれでいらないですね。試しに自転車にのって記録してみました。

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しかもこのアプリ、スクリーンショットを撮ろうとしたらわざわざ専用モードになって縦長画面を保存できたばかりか、画面一番下にURコードが表示されています。中華系のアプリの進化は凄まじいものがあります。(日本でこんなことを大手でやっている会社はほぼない)

5.ソーシャル機能が便利で面白い

そして何よりMi Fitアプリで一番面白いのはソーシャル機能が搭載されているところです。同じMi Fitアプリを使っている必要はありますが、友達設定すると相手の情報を見ることができてしまいます。

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友達の睡眠時間とか歩いた距離とかを共有できてしまうなかなか面白い使い方ができてしまいそうなアプリとなっています。

歩いたりランニングしたり、そういうのを友達と一緒にやることで離脱率が下がるのでしょうね。

6.電池が全くなくならない

いろいろ使い込んで見ているのですが、電池は全く減りません。心拍数など頻繁に収集するとバッテリーの持ちが下がる警告がでることを上記で書きましたが、全く気になりません。使い始めて3日目ですが一度も追加充電していません。一日普通に使っても(時計を見たり時計の画面で天気予報を見たりしても)15%ぐらいしか減っていない気がします。

これだと、お風呂に入る時もそのままつけっぱなしで寝る時もつけっぱなしで心配ありません。この世界に慣れてしまうと正直アップルウォッチを使う気にはもはやなれません。

ウオッチで電話なんてしないしチャット返信などの文字入力なんて誰もしないので、アップルは設計をスマートウォッチ側からスマートバンド側に戦略転換した方がいいように思います。

7.ここが課題(値段が値段なのでまあしょうがないけど)

日本未発売で金額が割高な並行輸入品で5000円前後、普通だと3000円ぐらいで買えてしまう金額感のためか、これまで敬遠する人はおおかったようです。

しかしband5からは、液晶画面が大型化しカスタマイズもできるようになったり、充電の仕方が大きく改善されたのでこれは買いなのではないでしょうか?

とはいえ

・画面に表示される文字フォントが荒い(時計の文字や決まったパターンの表示は気にならない綺麗さ)
・特に通知メッセージなどで様々な文字が表示されるのときの文字表示は、2000年ぐらいのドットで表示されるPC文字に似ていて、retina液晶以後の世界になれた自分にはきつい

あたりはなんとかならないものですかね。スマホと連携した通知系の部分は改善の余地がありそうですが、その部分をOS的に強化すると電力やハードウェアの価格などで違う製品になっていくのでしょうかね。

8.どうしてわざわざ買ったのか

最近自分はYouTubeで散歩動画を撮っています。

理由の一つにコロナになったため遠出ができなくなったため東京のあちこちを散歩ぐらいするかと思ったのと、年齢を重ねて基礎代謝が落ちて、1日8000歩は歩くように目標を立ていたというのがありました。

GoPro8とジンバルスタビライザーとMi Band 5を散歩のマストアイテムとして持ち歩いていろいろ動画を増やしていきたいなと思っています。(そのうちこの内容自体を動画にして残す予定)

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