TWOSTONE&Sons上場3周年~「上場からの3年間」を振り返り見えた変化~
こんにちは!株式会社TWOSTONE&Sons(以下 TSS)のIR担当です!
本日、7月7月は七夕の日ですが、TSSの上場日でもあり、本日で無事上場3周年を迎えることができました。
日頃支えてくださる関係者の方々へ、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
今回のIRnoteでは、“IRチームの所感で振り返る上場から3年の変化”をお届けできればと思います。
また、上場当日に代表取締役CEO河端が「創業から上場するまでの道のり」を語ったnote記事も、よろしければご覧ください。
・上場から3年の中での変化
上場から3年で起こった変化を、IRチームの所感として、市場・会社・IR活動・個人投資家/機関投資家の方からの評価、の4つの観点からそれぞれお話できればと思います。
①市場の変化
TSSとは、エンジニアプラットフォーム・マーケティングプラットフォームの2軸を中心にグループで事業展開するホールディングカンパニーです。
IT人材(ITエンジニアやマーケター)には働く機会や選択肢を提供し、企業にはIT人材の提案を含めたDX課題の解決ソリューションを提供しております。
特に子会社Branding Engineerが運営するフリーランスエンジニアと企業のマッチングサービス「Midworks」がTSSグループの主軸サービスです。
そんなTSSグループの事業におけるターゲット市場は、大きく2つです。
1.国内企業のIT投資
2.IT人材の動向
共にこの3年において成長市場であり、今後も成長すると見込んでおります。
1.国内企業のIT投資について
企業へDX課題解決に向けた提案、IT人材の提案を行うTSSは、この市場を注視しております。
国内企業のIT投資は、2015年から毎年堅調に成長しており、2018年度においては前年比2.8%増の成長でした。上場年である2020年以降も概ね同じ成長曲線であるとの試算でしたが、最新の発表数値では、2021年は予想の13兆3,200億円を上回り、13兆5,500億円・前年比4.5%増となりました。
当初の見込みよりもプラスで成長している要因としては、引用元の記事でも述べられていますが、2020年に企業がデジタル化対応に投資したことが大きいかと思われます。
この年は、世界的なパンデミックが起こったことにより、消費者行動が実行動からデジタルの面へと大きくシフトしたこと・企業における働き方もリモートワークなどの対応に迫られたことから、IT投資が増加したと考えられます。
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」というワードをよく目にするようになり、プレスリリース配信サービスPRTIMESにて2021年のトレンドランキングのトップになったのも、企業がデジタルへ対応したことを裏付けているかと思います。(※PRTIMES発表より)
当初、「DX」は主に企業内部の業務をIT化・効率化するものとして重視されていましたが、今はより発展するための「企業成長に欠かせない経営手段」としての活用が期待・模索されており、DX課題解決のニーズは今後も増加するものと考えております。(※DXレポート2.2より)
以上のことから、企業IT投資の市場は今後も増加していくものと見込んでおります。
2.IT人材の動向について
企業に対して提案する「IT人材」の動向もまた、TSSが注視する市場です。
経済産業省が発表したIT人材の需給調査によると、2030年にはIT人材が約79万人不足するという試算になっています。
圧倒的に不足するといわれるIT人材を教育から独立まで網羅して支援するTSSグループにとっては市場ニーズとマッチしているといえます。
フリーランス保護法案をはじめとした“多様な働き方”への支援、Reスキルをはじめとした学び直し“リスキリング”への支援、といった政府が推進する取り組みもあり、今後IT人材はより増加し、より流動的になるものと見込まれます。
IT人材への転職希望、多様な働き方へのニーズ、などIT人材の動向は今後も大きく変化していくと共に市場は激化していくと考えております。
その中でも、TSSグループは「リスキリングのプログラミングスクール」「キャリアアップの転職支援サービス」「フリーランス独立支援サービス」を提供しており、今後も市場の中で優位性を持って成長していけると考えております。
②会社の変化
上記で述べました市場の成長性と優位性も追い風となり、会社は上場来順調に成長し続けております。
2023年8月期第2四半期決算で発表しました通り、10四半期連続で売上高・売上総利益共に最高値を更新しております。
また上場時に出した中期経営計画を1年前倒しする速度で事業拡大するなど、飛躍的な速度で成長しております。
更なる成長を目指した戦略的な経営を実行するため、2023年6月にはホールディングス体制に移行し、社名をBranding EngineerからTWOSTONE&Sonsへと変更いたしました。
(※Branding Engineerの名称は、エンジニア事業と共に子会社に継承しています)
また来週7月14日は第3四半期決算発表となります。
同日に決算説明会もございますので、最新の業績や当社の方針について、代表取締役CEOの河端からお話しさせていただきますので、是非こちらもチェックいただけますと幸いでございます。
▼決算説明会ご参加のフォームはこちらから▼
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_vwHXSUG5SLukGH_Cf9e4Qw
③IR活動の変化
2020年上場時は、IR活動も模索段階であったと感じます。しかし、上場時より機関投資家との面談や決算説明会などのIRコミュニケーションは、代表取締役CEO河端が積極的に行っております。また、noteやtwitterなどを用いた発信も行ってまいりました。
2023年現在は、
など様々なチャレンジを行っております。
これからも、投資家の皆様へ正確な情報を迅速に発信するだけでなく、投資家の皆さまの声を多く聞けるような機会も検討していけたらと思います。
④個人投資家/機関投資家の方からの評価の変化
上場直後の2020年と比較すると、新聞やWEBメディアに取り上げていただく機会も増え、日々の出来高が増加するなど、個人投資家、機関投資家の双方の方々から注目される機会が着実に増えてきていると感じております。
個人投資家の方々においては、2023年現在は応援して下さる株主数も増えております。当社は短期の利益ではなく、中長期の成長のための投資を行うというスタンスを明確にしておりますが、その経営スタンスを応援して下さる投資家の方が増えてきた結果であると考えており、非常にありがたく感じております。
機関投資家の方々においては、2023年現在は機関投資家の方との面談の機会も増え、さらには海外の機関投資家からの面談オファーも数多くいただいております。
機関投資家の方からよくいただくお言葉として、
といった内容のお言葉を多くいただいております。
今後もご意見にしっかり耳を傾け、真摯にIR活動を行ってまいりたいと思います。
・最後に
上場から3年という期間の中でも、市場が目まぐるしく変化した激動の時代だったと感じます。そのような中、確実に成長できていることは、創業来・上場来応援してくださる方々のおかげだと思います。改めて感謝申し上げます。
今後も引き続き、皆さまからのご意見を受け止めながら、積極的なIR活動を行ってまいりますので、応援していただけますと幸いでございます。
最後までご覧いただきありがとうございました!