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☆☆☆ 日常的専門へもっぱら編んで問う☆☆☆ 文化心理学 発達・認知・活動への文化-歴史的アプローチ ;マイケル・コール氏 著 / 天野 清氏 訳」を拝読して

一人で読み切るのは、こりゃ大変だろうな・・・
本が届いた心の第1声(だいいっせい)は、まさにそれ苦笑
だってすんごいページ数なんですもの・・
でもそんな靄は、あっという間にふっ飛んだ

読みごたえも味わいも深いよー🤭



何名かで輪読していたからもあるし、理解までのファシリテーターもいらっしゃったからもあるんだけれど、、


『言いたいことは終始一貫しているというのも強く印象に残っている』


それは文化心理学そのもの
が単体ではなく、歴史上意外であっても、


『教育心理学・発達心理学・学びとしての学習および記憶への関心・日常生活とのつながりとひろがり・臨床心理学(心理検査分析の活用法)などなど、あらゆるものにつながっているって"こと"』


なんじゃないのかな?

読み初めに感じたものは・・・

『「文化を媒介に、原因も結果も過程も関わる」というけれど、(文化ってなーに?)を言語化しようとしたら、めちゃくちゃ難しいって読んで気づいたんですけど(;'∀')』


って感じだった
そして、

『どうして北海道に「文化心理学」の講義がこんなに少ないんだーーー!"と 輪読会でもシャウトするスタディホリック青二才(笑)』


第3、6、8章などをレジュメにさせてもらったけど、、(読みの没頭が沼るレベル( ´艸`))

①「人工物の文化的媒介モデル」

②「持続性の成り立ちを証明するのは、本当に今までのものだけでよいのか?」

③「人工物ってなーに?」

④「これが続けているって、どう証明するの?」



うーん、いつまでも悩み続けたい4事案でもあった••

加えて
「人工ぶつは、【私のような講師および人】でも成り立つかもしれない」
上記で述べた”媒介三角形”が、1人の中にいくつも存在している とも思う
さらに、それらが重なることで「改新の1媒介図形」すらつくられているのかもとすら考えている

この形が、子どもたちの中に育まれる知識と深くつながって、他のことでも関わるのかと



ちなみに後の方で
『コール氏が初来日した際に、塾みたいな放課後の課外教育に関心をお持ちになっていた』らしく・・
しかも、『日本心理学会において、北海道大学でご発表されたことがあること』も含め、親近感が湧いておる( ´艸`)

輪読会の先生がね、こーんなことを言ってて。

「謝辞と、訳者の解説とあとがきも読書会一回分でやってみましょう。ここのところ、面白いから。」


もうまさに、その通りでございました❣️
どこまでも読む楽しさと大変さが重なった、こちらの御本!
また読み直ししてみまーす⭐︎

みんなも1人でもぜひチャレンジしてみると、おもろーだよきっと☆

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