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#7 薄明の名のもとに / TWILIGHTの軌跡 〜対話から現実を創るまで〜

こんにちは、まさきです。

TWILIGHTの軌跡#7をお届けします。
TWILIGHTはこのメンバーで対話を続けています。

TWILIGHTメンバープロフィール

今回はBGMがあります。こちらの曲を流しながら読んでください。

それでは、#7をどうぞ。

■薄明の名のもとに

前回#6で出会ったシステムコーチング。(前回の記事はこちら
3月上旬、いよいよ初回のシステムコーチングを受けました。
コーチはたつさんときゃおさんのコーリード。システムコーチングは、「コーチ2人でやるんだ!」と新たな発見。なんか贅沢。

「きゃおさん」こと大関香織さんとは、このとき初めまして。子育て関連NPOで人事をやりながら、システムコーチングの資格取得に向けて、同期たつさんとバディを組んでいるとのこと。プライベートでは、バンドでキーボードを奏で、さらにこのとき第1子ご出産間近だったような。。思いっっっきり今を生きている人という第一印象でした。
きゃおさんのnoteもぜひ!)

前回から登場する「たつさん」こと林達雄さんは、海外駐在経験もある大手企業のバリバリ管理職。自らの組織の可能性を感じて、システムコーチングを学ばれているというステキな志をお持ちです。時折混ざるギャグで場を和ませる(たまに時が止まる)という高等テクニックを駆使し、全身全霊で私たち4人を受け入れてくれます。

そんな2人が織りなすシステムコーチングは、果たしてどんな展開になるのか、まだシステムコーチングがどんなものかもよくわかっていない我らは少々緊張した面持ちだったように感じます。

初回のシステムコーチング

最初のワークは「ハイドリーム・ロードリーム」
4人それぞれがこのシステムの「最悪な状態」(ロードリーム)と「最高の状態」(ハイドリーム)をイメージして、シェアするというもの。

それぞれから出てきたロードリームは下記。

・無関心
・恐怖政治
・自分だけががんばっている
・ちょっとの違いが許せない
・こだわりを主張し合う
・自然消滅

すべてうなづいてしまうようなロードリーム。こういった言葉はシステムのエネルギーを簡単に奪い去っていきます。

逆に話していて楽しくなるのはやはりハイドリーム。

しょうこが1つの曲をイメージして話してくれました。

その曲とは、RADWIMPSの「TWILIGHT(トワイライト)」

歌詞にこんな一節があります。

「俺たちならいけるさ」なんて
グラッグラな星ではしゃごうか
分かってるそんな甘くないって
「だからなに?」って言える今を
「アイス」

この歌詞を聴くと、しょうこは4人を思い出すんだと言ってくれました。
じーんと染み渡るフレーズ。この世界観が合言葉になるなんて、なんて素敵なことだろう。

そして、「今後ハイドリームな時も、ロードリームな時も、このTWILIGHTを聴こう!」と約束。コーチからは「4人で新しい価値観を考えてみてほしい」とのお題をいただいて、初回のセッションは終わりました。

システムコーチングの後は4人で振り返りをしていて、みんなで「TWILIGHT」を改めて聴いてみました。

そして、その意味を考えると、「TWILIGHT」は直訳すると、「(日の出前・日没後の)たそがれ(時)、薄明、薄暮」。つまり、「昼と夜のあいだ」。まさに私たちにふさわしい言葉ではないか、一同興奮。

さらに、なみちゃんが勤める会社は、「薄明」をローマ字表記した「hakumei」。ここでも「TWILIGHT」が重なっていました。
(株式会社hakumeiのステキなHPはこちら

こうして私たちのユニット名が「TWILIGHT」に決まりました。
そこから生まれる新しい価値観は「何かと何かのあいだに立つ」

かの文豪ゲーテは、こんなことを言っています。

光は真実です。とはいうものの、光を放つ太陽が真実だというわけではありません。夜は虚偽です。すると美とは何なのでしょうか。美は光でもなく、夜でもありません。美とは薄明なのです。真実と虚偽が生んだもの、その二つの中間物です。薄明の国にはどちらに通じるとも知れない曖昧な岐路があるのです。

ゲーテ「自然と象徴」より

薄明の名のもとに、私たちが思う美しい色彩を求めて、こうしてTWILIGHTは生命を得たのでした。

次回から、多様な個性に光が当たっていきます。
#8へ続く)


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