残酷な『お金と幸せ』

残酷な『お金と幸せ』

こんにちは、のあです。

最近は『ワークライフバランス』を重視する人たちが増えている傾向にあります。
幸せを追求するにあたってこの『ワークライフバランス』はとても重要なものになります。

ですが実際は、仕事がずっと忙しくて全然プライベートが確保できなかったり
逆に本業が暇すぎて、プライベートの時間は取れるけれども、収入が全然ないなんてこともありますよね。

実は、現在の日本人の多くが『生活費を稼ぐため』働いています。
『仕事が好きでしている』という人は珍しいのかもしれませんね。

仕事をしてプライベートの時間が削られていくと幸福度が下がります。
では具体的にどういったバランスで働いていくのが一番幸せなのか
というのがテーマです。

ですので今回は、佐藤一磨さんが書かれた『残酷すぎる幸せとお金の経済学』を参考に『お金と幸せの関係性』について共有していきたいと思います。

💫結論

まず早速結論なんですが『ある程度の幸福はお金で買えてしまう』ということになります。

日本は『資本主義』というルールの上で動いているので、しょうがないことではあるんですが、裕福な家庭であれば、モノも、勉強も、経験でさえもある程度買うことができてしまいます。

今回のお話は、お金と幸せの関係性をみていきたいと思います。

💫残酷な『お金と幸福』

皆さんは『幸福の経済学』という学問をご存知でしょうか？
私もあまり馴染みはなかったんですが、さまざまな数値を統計的に計測することで、何が幸福に影響を与えるのかを明らかにする為の学問分野で、幸福度に関する研究が盛んな学問です。

今回は以下の点をまとめて見ていきたいと思います。

・お金があると幸せになれるのか
・結婚で幸せになれるのか
・子供がいると幸せになれるのか
・人生の幸福度が最低になる時期

💫お金があると幸せになれるのか

結論、年収が高ければ高いほど幸福度も高くなります

皆さんは『年収800万円が幸福度の最高値』という話をご存知でしょうか？

これは2010年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン博士が
年収が7万5000ドル以上稼ぐと幸福度は変わらなくなるということを発表しています。

※当時は年収7万5000ドルというと日本円にして年収800万円だったので、800万円で幸福度は変わらないというお話でしたが、2024年6月現在では物価もレートも違うので、年収800万円では足りなさそうですね。

『年収が7万5000ドル以上稼ぐと幸福度は変わらなくなる』ということは裏を返すと
年収7万5000ドル以下の人の最も簡単な『幸せになる方法』はお金を稼ぐことということになります。

しかし、2023年にアメリカ人を対象とした新しい調査で
年収が7万5000ドルを超えても幸福度は増え続けるという調査も出ています。

この結果から年収は『あればあるだけ幸福感が上がる』という結果に落ち着いています。

💫結婚で幸せになれるのか

結論、男女ともに結婚している方が幸福度は高くなります。

ただし、独身女性と独身男性では、独身男性の方が幸福度は下がります。
その原因の一端には、正規社員と非正規社員の数にあるとされています。

既婚男性と独身男性では、独身男性の方が非正規雇用の割合が多いため
年収が低い傾向にあります。
さらに独身男性の方が、バイト、派遣、フリーランス、自営業などの不安定な仕事をしている傾向が強いです。

独身女性の非正規の割合も高いですが、独身女性はあまり幸福度が下がらないため
男性の方が年収の高さを気にするという傾向があるのかもしれません。

ただ例外もあります。
それは『妻の方が稼いでいる時の既婚男性』です。
妻が稼いでいるという事は、男性に家事育児の割合が多くなり、妻を頼りにするということになります。
男性は『頼られたい』という生き物ですので、幸福度が下がる原因となり得るのです。

💫子供がいると幸せになれるのか

結論、子供がいると幸福度が低くなります。
1993年から2017年までのデータでは子供のいる家庭より、子供なしの家庭の方が生活満足度は高いという結果も出ています。

さらに、子供の人数に比例して、どんどんと生活満足度が下がっていくこともわかっています。

その原因は、単純に自分の時間がなくなり、お金の負担が重くのしかかるからということになります。

💫 人生の幸福度が最低になる時期

結論は、48.3歳で訪れます。

これは145カ国での年齢と幸福度の調査の結果です。
なぜ48.3になるのかというと、高齢化に伴っての悩みが、同時に訪れる時期となるからです。

自分の人生の全体の流れが見え、体力がなくなる。
親の介護が始まり、自由な時間がなくなる。
などの暗い未来が多くなり、後悔の念に駆られてくる時期でもあるからです。

💫解決策

結論、お金です。
これが、この本のタイトルに『残酷すぎる』と付いている原因にもなります。
全てがお金で解決するわけではありませんが『ある程度』はお金があると解決します。


まず『子供がいると幸せになれるのか』で紹介した問題では、子供が生まれ、数が増えるほど幸福度は下がっていくというお話をしました。

ですが、お金があれば子供の預け先があり、習い事も十分にさせてあげることもできて、自分の時間も確保できます。
なので、お金があれば幸福度が下がらないということが、データ上でもわかっています。


さらに『人生の幸福度が最低になる時期』で紹介した『48.3歳』という年齢に差し掛かった時もお金が重要になってきます。

この時期には色々な負荷が重なる時期だという説明をしましたが
この問題も、お金があれば解決できます。

ある程度の資産を築くことができたら、プライベートの時間を使って体力作りや趣味を謳歌したり、親の介護も介護施設に預けることができます。

全てが、お金で解決できる問題ではありませんが、『ある程度』の問題は、お金で解決することができると言えます。


不幸にならないためにも、周りの人を守るためにも
そして迷惑をかけない為にも「お金と幸せ」は密接に関係しているということですね。

💫おわりに

いかがでしたでしょうか？
最初に話しましたが、資本主義というルールで生きている以上
『幸せもある程度お金で買えてしまう』というお話をしてきました。


知り合いの話では、儲ける話が嫌いな方がいるらしいです。
「お金ばかり気にして、はしたない」と言われたそうな
ですが、「サッカーをしているので、ボールを追いかけるのは当然」であるように
「資本主義をしているので、お金を追いかけるのは当然」です。

日本に生まれた以上この資本主義ルールが強制されています。
強制されるのもどうかと思いますが、利益を追求するのに後ろめたさを感じる必要はないと思います。

全てがお金で買える話ではありません。
お金に目が眩むことなく、正しい付き合い方ができるといいですね。

このお話を聞いてより多くの人が、幸せになれることを願っています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
今後とも活動を続けてまいりますので、応援していただける方は、フォローしていただけるととても嬉しいです！

それでは、また読んでいただける日を楽しみにしています！

残酷すぎる 幸せとお金の経済学

✰⋆｡:ﾟ･*☽:ﾟ･⋆｡✰⋆｡:ﾟ･*☽:ﾟ･⋆｡✰⋆｡:ﾟ･*☽

各サイトのリンク🔗
フォローしてくれたら嬉しいです♡

＊X
https://x.com/Twilight_inc
開運法をあげています🎶

＊ネットショップ
https://twilight-d.stores.jp/
開運名刺のテンプレート
浄化グッズ
ハンドメイドキャンドルを置いています🕯

＊Instagram
https://www.instagram.com/twilight__design/