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独身女は子どもに容赦しない
よく会う友人には子どもが二人いる。
走り回れる広場に行ったこともあれば、アスレチックがあるアクティブな公園に行ったこともある。
そういう時、私は見守り隊にはならない。
一緒に鬼ごっこをし、シャボン玉をぶん回し、もはやジャージで遊んだりする。走り回ることに容赦などするものか。
そのせいか、その子たちに懐かれている。(と、思いたい)友人が私のことを苗字呼び捨てで呼んでいるため、10歳にも満たない子どもに呼び捨てにされている。しかし、満更でもない。
乳児の頃から見てきている二人は今やドタバタと家の中を走り回る。親戚のおばちゃんのような気持ちではあるが、他の家庭の子どもであっても一人の人間として接するようにしている。だから普通に叱る。
母親は大変だ。独身女の私が言うことではないが、見ていて思う。怪獣のようにギャーッと叫んだり、やだ!!しか言わない子どもを相手にして大変なわけがない。それが毎日ときたら鼓膜がなくなってしまいそうだ。
月に一度会う程度なのもあり、その時くらいは母親である友人の気持ちを少しは軽くしたい。だからこそ、叱る時は叱る。でも全力で遊ぶ。ちなみに泣かせたことはない。念のため。ていうかそもそも本気で捉えられたことが少ない。ヘラヘラ笑われている。ナメられている。
子どもであってもやってはいけないことを指摘するのは大人になっても必要なことだ。でも子どもの頃から言っておくことで謝ることができるかできないかみたいな基準が出来上がっていく気がする。
この間、割と本気で叱ってもヘラついていたから「こういう時はごめんなさいって言うんだよ、ママにいつもブチギレられてるだろ」と言った。口を尖らせてはいたものの、ちゃんと謝ってきた。その時には「よし!偉いぞ!!」と返した。プイッとされてしまったが。
まあ、叱られたところで結局は最近流行っているポケモンのダンスを永遠と踊らされる羽目になった。というか知っていたからYouTubeで流しながら覚える勢いだった。あとはブリンバンバンブリンバンバンブリンバンバンボーンもノリノリだった。
こうしているのが子どもにとって正解なのかは全くもって分からない。まして自分の子どもではない。いつも助かってると言われるから、とりあえず叱るときはあってもそれ以上に一緒に遊ぶことにしている。
最近残業をしている。仕事に全力で挑むのと子どもと全力で遊ぶのだったら後者の方が疲れていない。楽しいから。仕事はずっとパソコンと資料に囲まれて踊るどころではない。何を当たり前のことを言っているんだ。
今日も残業をしてきたのでここまでにします。みなさんもお疲れ様です。
読んでくださりありがとうございました。
また来週!
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