椎名いとし

基本的にTwitterにいます 週一投稿のエッセイという名の何かを綴ります なんでもど…

椎名いとし

基本的にTwitterにいます 週一投稿のエッセイという名の何かを綴ります なんでもどうぞ ▶︎ https://querie.me/user/twilight_3947

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「 お前は誰だ 」【自己紹介】2023.11更新

タイトル、ちょっとアレだけど洒落怖にある話のセリフを引用させてもらった。有名な話ではあるからホラーが苦手じゃなければ読んでみてね。 https://shuulog.com/sharekowa50/ 【2023.11月更新】 対戦よろしくお願いします。 名前 : 椎名いとし 下の名前は「君が愛しい」って意味。だから最初は”いとし”だけで活動してた。 が、苗字が欲しくなり、考えた結果”椎名”を付けた。椎名林檎が好きなわけじゃない。 (逆にして繋げたら「いとしいな」→「愛

    • 彼岸花が咲く頃に

      不思議な夢を見た。 おばあちゃんの家の前に兄と立っており、門がひとりでに開く。何も見えていないはずなのに、「おばあちゃんが出てきたんだ!」と、二人で手分けして探しに行くところから始まる。 走っている最中、見知らぬ一軒家の前を通る。 そこには勝手口に男の子が一人、門の前に女の子が一人立っていた。 男の子は家の中を覗いていたが、私に気づいて振り向き、シッシッと手であっち行けというようなジェスチャーをしてきた。 ここで場面が切り替わり、おばあちゃんちの中に私はいた。 そこに

      • ジブリの作画で私を描いてほしい

        ジブリパークとジブリ展に行ってきた。 トトロや千と千尋の神隠し、天空の城ラピュタ、ハウルの動く城などなど、子どもの頃から馴染みのある作品たちは、何度観ても飽きない。(ちなみに耳をすませばが一番好き) 観たいと思っていまだ観れていないコクリコ坂やジブリ初の3Dアニメーションのプロットが展示されており、絵を描いたり動画を作成したことがある身としては興味深かった。 しかし、真似なぞ到底出来ない工程に「すげ〜」しか言えない生物になっていた。下書きがザッと描いてある一枚から細かい

        • 転職へ恐怖を感じない

          小学生 : 空手 中学生 : バレーボール 高校生 : 吹奏楽 専門学生 : チアリーダーパフォーマンス そして社会人になって転職を繰り返し、だいたい業種は同じでも中身は違うものを経験してきた。 光の速さで辞めたものもある。合っていないと感じたら早めの方が良い。パワハラを受けたり教育体制がカスすぎてこんなんやっていけるかと思ったところは即辞めてきた。 そんなこんなで学生の頃から全てバラバラのことを経験してきた。その中で特に新しいことに挑む恐怖はあまり感じなかった。むしろ

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        「 お前は誰だ 」【自己紹介】2023.11更新

          トイレでぶっ倒れた女

          過去に三度、便器に座っていられなくなり倒れたことがある。 初めは友人が働いているバー。次は自宅。最後はドンキホーテ。初めの時のやつは生理中で単純に貧血だった。あとは腹がとてつもなく痛くて倒れた。ドンキのトイレは綺麗だとは言えなかったため、床に置いてあるサニタリーボックスに突っ伏した。 激痛の方につい最近また出くわした。なんか腹痛いなとトイレへ行く。座る。出ない。段々と痛みが増していく。血の気が引いていく。冷や汗をダラダラかきながら尻丸出しで倒れる。倒れても痛い。 神に祈

          トイレでぶっ倒れた女

          何年経っても幼馴染

          幼馴染が二人いる。どちらも男。 よく少女漫画などでいつのまにか「まさかコイツのこと…!好きになってる…!?」みたいな展開を見かけるが、そんなことは微塵もない三人である。 多分2歳ほどの頃に出会っているが、中学にあがり学校が分かれてから疎遠になった。大人の今になって本当にたまに会うくらいになっている。 普段全く動かないLINEグループに連絡が入った。幼馴染の一人(以下Hちゃん)が「子どもが産まれた」と。結婚した時も連絡が来たが、特に会うということにはならなかったため、今回

          何年経っても幼馴染

          泣ける映画「仄暗い水の底から」

          YouTubeをなんとなく観ていると、おすすめにずっと気になっていた仄暗い水の底からが期間限定配信されていた。 2時間もなくサクッと観れる。怖いのとかマヂ無理やめてとキレる人でなければ余裕で鑑賞出来ると思う。 タイトルだけは聞いたことが何度もあり、でも何のサブスクにも登録していないし、DVD借りに行くほどでもないしなとなって今になる。 YouTuberのかいばしらさんが好きなのだが、よく映画や本などの紹介をしている方で、最近ちょうどこの映画についての動画があがっていた。

          泣ける映画「仄暗い水の底から」

          男女の泥沼に恐怖した美容師

          6月に死んでいる毛先を切り落としてきたにも関わらず、まだ元気だと言われて残していた毛も引っかかって切れ毛になってきた。 髪の伸びるスピードがとんでもなく遅いはずが、5センチほど切った分が元に戻っているくらいには伸びていた。この2ヶ月で。 だから切ってしまおうと思い立ち、美容院へ行くことにした。でも毛先だけ切るのに何千円も払うのはアホらしいと思って、死ぬまでにやりたいことリストに入っている「サイドを刈り上げる」というのをやってしまおうと思った。 思い立ったらすぐに行動する

          男女の泥沼に恐怖した美容師

          蝶のように舞う友人

          夏祭りでよさこいを演舞する友人がいる。 それを先日観に行くことにした。 暑い中、3日間踊る。その中の2日目に行くことにしたが、ちょうど花火があがる日と被ってとんでもない人だった。友人が踊るのを見届けてさっさと帰った。人混みは苦手。 大人になってからよさこいを始めた友人の踊っている姿は正直なところセンターとして皆を引っ張っている人よりも好みである。友人だから、というのはない。 というか、周りも分かっているのもあってか何年も経たないうちに最前列で女性陣スタッフのリーダーとして

          蝶のように舞う友人

          私がピアスを開ける理由

          現在、耳に合計で7つ穴が開いている。一ヶ所だけ塞いでしまっていて小さなシコリが住んでいる。 学生の時に開けたわけではない。成人して何年か経ってから。確か今から5年前くらいだと思う。短期間で右に1つ、左に2つピアッサーで開けた。 当時、とてつもなくメンヘラだった。そんな自分に気づいてもうヒステリックメンヘラモンスターに戻らないぞという決意から開けることにした。 その後はヒステリックは起こさない”本当に”愛されるということが分からない哀しきただのメンヘラモンスターになった。

          私がピアスを開ける理由

          令和の小学生vs平成の小学生

          先日、小学2年生の女の子と話す機会があった。 初対面だったが、彼女はえらく私のことを気に入ってくれた。即ちゃん付けで私の名前を呼び、手持ち全ての話を聞いてくれと言わんばかりのテンション感で接してきてくれた。 そんな中、衝撃を受けたことがある。 まず、クーピーの色。私たちの年代はオレンジ色が「だいだいいろ」と書かれていた。(と思う) 今の子たちのは「ペールオレンジ」となっているらしい。 いやいや。もうオレンジでいいやん。ペール付ける意味あるんか。オシャレすぎやしないか。

          令和の小学生vs平成の小学生

          ほんとうにあった怖い体験

          他人に話すと怯える顔をされるような体験を二度している。 一つは小学何年生の時だったのかは覚えていないが、数十年経った今も鮮明に覚えている夢。 ホラー映画のド定番のように学校に忘れ物をし、取りに行くところから始まる。もちろん場面は夜。 非常口の看板などが光るだけの薄暗い廊下を歩き、教室へ着く。ふと黒板に目を向けると、 「トイレに行け」 と書かれている。 忘れ物を取りに来たはずがそちらに意識が行き、教室を出て女子トイレへ向かう。 私が通っていた小学校のトイレは女子がピン

          ほんとうにあった怖い体験

          インターネット・サブカル・リアリティ

          ”サブカル”という意味をよく分かっていない。 アンダーグラウンドの作品が好きで、ひと昔前のヴィレッジヴァンガードが好きで、部屋にはズラリと本が並び、それらは古本屋で購入し、カバーがしていなくても気にしない。行きつけは中野ブロードウェイ、高円寺。みたいな偏見を持っている。 らしい。(なんかゼクシィのページに載っていることに驚いた)要するに”万人受けするものよりも少しそういうのから離れた作品を好む”っていう意味? なんでこんな話題を出しているかって、正直そういった類を好む人た

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          何回転職したって良いじゃん

          今年に入ってから転職して現在3社目の会社に勤めている。 新卒で入ったところは結構長く勤めたが、以降は短期間で辞めてきた。それらを含めると5社目になる。「行動力があるね」とよく言われるが、一人暮らしの精神疾患持ちとしては通院もあれば、鬱が襲ってきて休みがちになったりと結果的に収入がほぼない。つまり生活が出来ない。動くしかないのだ。 今の職場は先月の末あたりに入った。前の職場を辞め、ハローワークに助けを求め、2週間弱で入社した。 仕事に対して恐怖を感じるようになってから、少

          何回転職したって良いじゃん

          おばあちゃん、大好きだよ

          おばあちゃんの三回忌があった。身内だけのもので、且つ急に決まったこともあり、母と叔父さん、そして私だけで行った。 最初にお墓を掃除して、お寺の中に入りお経を読み上げている最中にお焼香、話を聞いてまたお墓へ向かって手を合わせる。そんな流れだった。 和尚さん(と呼んでいいのか分かっていない)が、「私には霊感というものはありません。でも、周りにいる方は必ず『肉体はなくなってしまっても、魂は必ずある』と言います。なので、みなさんのことを見守ってくれているはずです。」と言っていた。

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          母と娘の愚痴大会

          先日、何年振りかに母と二人きりで出かけることになった。きっかけは母からの誘いだった。 同じ県内に住んではいるが、実家にはあまり帰れていない。LINEのやりとりをするくらいで出かける本当に久しぶりだった。 ショッピングモールで待ち合わせをし、先に着いた私が待っていると虹色のような模様のアームカバーと、金髪に近いメッシュを入れた母が来た。 以前は私の方が派手髪だったりしたのに今度は母の方が派手になっていて驚いた。なんなら人見知りで目立ちたくないタイプであるのに意外とこういう

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