10分日記 #170 時代によって変わる"独占"
こんばんは、
今日の記事
今日の記事は、アメリカにおける反トラスト法の見直しを訴えるような論文を執筆した女性に関する内容でした。
その中では、昔に作られた法律の解釈によって、現在市場を独占しているAmazonのような企業が人々の生活を脅かしている、という内容のものでした。
感想
これまで自分が抱いていたモヤモヤを言い当てるかのような、霧をはらすような内容であると感じました。
特に、大企業の仕組み、ビジネス的な強みそのものが独占となってしまい、人々の生活を脅かしてしまうものであるということを再認識しました。
規模が大きくなればなるほど、それは水道の蛇口をひねれば水が出るのは当たり前、かのごとく、生活の中にインフラとして定着していきます。
ただ、そのインフラの提供者となってしまったものには、サービスの利用者の自由な購買運動を妨害してしまう可能性があります。
その点が、本質的な独占になってしまうという発想を端的に述べることができるのは、物事の捉えかたが非常にうまいと感じました。
これからビジネスを始めたいという人にとっては、これらの企業の存在は大きな影響を与えますし、zoomがだんだんとTeamsにとって変わられるようになったように、「勝てる」ビジネスでも勝ちにくくなってしまうことに繋がると思います。
前提として、消費者の便利な暮らしが実現されて欲しいと思いますが、それ以上に、公平、公正な競争が行われる世の中になって欲しいものです。
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