10分日記 #185 温室効果ガス排出ゼロへ。動く企業

こんばんは

今日の記事

今日の記事は、菅首相が発表した「2050年に温室効果ガスの排出ゼロ目標」に対する産業業界の反応をまとめたものです。

感想

まず、首相がこの発表をした理由について。

近年持続可能な開発をすることが市場経済においても求められている中、国として統一した目標を提示することが必要だと感じて今回のような発表をしたと考えています。

首相に就任してから改革を進めていく、という言葉通りに様々な領域において改革を推進してきた彼だからこそ、出てきた言葉であり、日本が世界に約束すべき内容であると考えていたからこそ、このような発表をしたのではないかと考えています。


そして、これに対する産業界の反応について。

寝耳に水、ということはなかったでしょうが、これほどまでに明確に難しい目標が打ち立てられることに驚いている人々は多いと思います。


現状の日本社会において、これほどまでに環境に対して貢献している企業活動をアピールしている企業は多くないと認識しています。

ようやく、環境へ配慮した製品のプレスリリースなどが目に止まるようになってきたな、と感じていました。


また、新型コロナウイルスによって影響を受けていた中で、いますぐに環境対策のために動き出せるわけでもないと思います。

まずはキャッシュが欲しいと思っている企業もあるはず。


そうした状況の中で、今回の発表を受けて、企業が環境に負荷を与えないための開発設備を整えようとすることは、今後勝てるためのプレイヤーの条件が一つ追加されたことと同義であると感じています。


顧客に対してより良いサービス、商品を提供することはもちろん、それに加えて環境に負荷をかけすぎないことが求められるのです。

これに備えて、先行投資をしてきた企業にとっては吉報ですね。

市場での評価基準にこの評価軸が加わることは疑いようのない事実であると思います。


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