10分日記 #92 「あつ森」が歴史的大ヒット!なのに、任天堂が減益する理由。

こんばんは、
isukです。

今日の記事

今日の記事は、任天堂の2021年3月期の純利益が減少している、という内容のものでした。
(タイトルが間違っている????)

新型コロナウイルスの影響によって、スイッチの出荷台数は増加しているものの、新規ソフトの開発や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の開業が遅れるなど、知財関連の収益が減ってしまう影響もあるようです。

アブストラクト

1.物事を判断する際に気をつけること
2.あらゆる角度から物事を見るためには
<結論>
知識は水と同じ、独占してはいけない。

1.物事を判断する際に気をつけること

まず、今回の記事に関連して、「物事を判断する際に気をつけること」を述べたいと思います。

記事内に以下のような記述がありました。

「あつ森」は3月20~31日までの12日間だけで販売本数(ダウンロードも含む)は1177万本と、過去最大級だ。移住した無人島を舞台に、通信機能で遠隔の人と島の暮らしを共有できる。コロナ下で世界中の人の心をとらえ、ゲーム機の販売も押し上げた。

この内容だけを見ると

「おっ!任天堂やるじゃん!バンバン儲けてるんだろうね」

と思ってしまう人も多いかと思います。
実際、私もその一人でした。

しかし、記事には以下のような続きがありました。

開発現場は「機密情報が多くリモート作業はできない」(任天堂)とされ、感染拡大下で困難な状況に直面しているとみられる。一般的にゲームソフトの方が利益率が高いとされ、新作の発売遅延は収益減に直結する。

つまり、現在リモートワークを強いられているために、利益率の高いゲームソフトの開発が順調ではない、ということです。

普通、ゲーム会社に勤務した経験があったりしない限り、このような業界の常識を知ることは難しいかと思います。

しかし、それらの包括的な知識があれば、2021年3月期の純利益の見込みが減るという予測に納得できるかもしれませんが、そうでなければ、

「なんであつ森はやってるのに任天堂減益なの??」

と思ってしまうでしょう。

このように、物事を判断する際には、それ以外の視点が存在するのか、ということまで配慮した上で判断をすることにより、より事実に近い予測が可能になると考えられます。

2.あらゆる角度から物事を見るためには

次に、そのようなあらゆる角度から物事を見るためには何が必要なのか、ということを述べたいと思います。

結論から話すと、「いろいろな物事にアンテナをはって、自分が持っている情報量を最大化する」ことです。

例えば、今回の記事を読んだだけでも以下のようなことがわかると思います。

・「あつ森」がかつてないほどのペースで売れている。
・それに伴い、スイッチの本体の需要も高まっている。
・しかし、コロナの影響で本体の製造が難しくなる可能性がある。
・リモートワークの影響でゲームソフトの開発が遅れる。
・本体よりも、ゲームソフトの方が利益率が高い。
・任天堂は近年、業績を拡大し続けていた。
・ユニバに任天堂の施設ができる。

これらの事実が回り回って、別の場所で活きるかもしれません。

それこそ、ユニバに新施設ができるから、ユニバ周辺の求人はそこまで減らないかもしれない、だとか、
既存ゲーム会社ではない企業が売れるゲームソフトを開発してシェアを奪うだとか。

正しい、豊富な知識があればそれだけ正しい未来の推測につながると考えています。

ですので、とにかく知識量の絶対量を増やすことが、視点を増やす上で大事だと考えています。

結論

知識は水と同じ、独占してはいけない。

ぺこぱの松蔭寺のセリフですが、まさにその通りだと思います。

一人で得られる知識には限界があります。なぜなら一人一人の時間や、場所、見聞きできることは限られているからです。

そうした情報が、インターネットなどのインフラを通じてこの様に自宅から一歩も外に出ていない私に届いているのは、記者の皆さんが情報を共有してくれたからです。

その得た情報を、仲間でシェアしませんか?

そうすればあなた一人で調べられる以上の情報を得ることができるかもしれません。

そう、

知識は水と同じ、独占してはいけない。


本日の内容は以上となります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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