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オンライン世界旅行 microツアー    台湾のガイドさん紹介!

よりツアーを楽しんでいただくためにツアーガイドさんの紹介をしていきます!第一弾は台湾のツアーガイドの邱桂芬(Chiu Kuei-Fen)さんです。

microツアーでは台湾のガイドとして、みなさんを色鮮やかでワクワクする台湾ツアーにご案内します。

邱桂芬(Chiu Kuei-Fen)さん

現在、通訳や翻訳から、中国語講師や中国語ナレーターまで、日本語と中国語の能力を活かして活躍中の邱桂芬(Chiu Kuei-Fen)さん。台湾の台中市で生まれ育った邱桂芬さんが日本語を学び始めたのは15歳のとき。5年制の国立の高等専門学校の応用外国語学科に進学した邱桂芬さんが日本語を専攻したことには特にこれといって理由はありませんでした。

「でも学べば学ぶほど興味が湧いてきて、高専を卒業してから大学に編入して勉強を続けました。」邱桂芬さんが編入したのは、東呉大学。数多くの日本の大学とも交流協定があり、法政界、学術界、実業界、文芸界などさまざまな分野で国際的に活躍する卒業生を輩出している歴史ある名門校です。

しかし、外国語を学んでいる多くの日本人のみなさんも感じているとおり、教科書で学ぶ言語と、実際に現地の人が話している外国語とはかなり違います。在学中に台湾観光局通訳ガイド資格試験に合格した邱桂芬さんは、先輩や同期の日本留学経験者から多くを学んだと言います。「流暢に実用的な日本語でお客様とコミュニケーションしている姿を見習って、会話能力の向上のため努力しました」と話す邱桂芬さんは、持ち前のパワフルさで、授業の合間に通訳ガイドの仕事をして経験を積みました。

(祭り用に装飾された夜店の立ち並ぶ通り)


卒業時にはすでに、日本語と中国語の両方を操る即戦力を身につけていた邱桂芬さんは、日系商社やメーカーなどで通訳や翻訳だけでなく、貿易関連や経営管理関連の実務をこなし、着実にキャリアを積み上げていきました。さらに20代で結婚、出産、離婚も経験。30代に入ってから、同じ職場で知り合った日本人のご主人と再婚し、ご主人の帰任をきっかけに来日しました。8年半前、二人目のお子さんが生まれてすぐのことです。帰任地は熊本。ご主人の故郷は沖縄なので、近くに頼れる親戚もいない中、外国での子育てには戸惑うことが多かったそうです。「台湾との大きな違いは、保母さん制度がないことです。保育園しかなく、しかもフルタイムの仕事や特別な事情がない限り入れないということには驚きました。」

それでももともとアクティブな邱桂芬さん、最初の一年は新しい環境に慣れることと子育てに専念しましたが、あっというまに新天地での活動を開始します。「子育てってすぐには達成感が得られませんよね。でも仕事は違う。まずは台湾時代のキャリアを活かして通訳や翻訳の仕事を受けることから始めました。」その後、中国語や異文化研修の講師や中国語ナレーターなど仕事の幅を広げながら、着物の着付けや日本の家庭料理を学ぶなど、仕事に趣味に邁進。さらに台湾の方々に日本の着物を紹介するイベントや、日本と台湾の家庭料理を通じた交流会などに携わったり、医療通訳のボランティアや外国人の防災訓練活動、日本語教室の支援活動などに従事したりと忙しい日々を送っています。中でも貴重なのは、熊本地震を体験した外国人としての経験談を伝えていく活動。邱桂芬さんは、921大地震と呼ばれる台湾の大地震で震度7を経験したことがあります。「だからこそ熊本地震のときにも適切な対応ができました。日本語と中国語、両方が話せるので、必要な情報を中華系コミュニティに伝えることもできました」と邱桂芬さん。地震後も不安を乗り越えるためのサポートや、防災訓練など、やさしい日本語を使ってさまざまな外国人に役立つ情報を伝えていくための活動を続けています。

そんな邱桂芬さんが紹介する故郷、台湾、そして日本との違いについて学べる台湾ツアーに、ぜひ参加してみませんか?

(台湾の伝統的な道教の寺)

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