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【感想】フジテレビ 春ドラマ「やんごとなき一族」美保子役・松本若菜の味のある演技が最高!

皆さん、こんにちは!
今回は、春ドラマ「やんごとなき一族」について書いていきまーす!
※6/12動画変更

■そもそも「やんごとなき」の意味は?

ドラマタイトルの「やんごとなき一族」に使われている「やんごとなき」が気にあり、調べてみました。

語源では、「止むに止まれぬ(そのままにしておけない)」
意味としては「身分が高い」「高貴」「高貴の身であるという意味の古語」「重要な」「尊ぶべきである。重んずべきである」ほか。

■韓国ドラマや昔のドラマ傾向にあったストーリー

ドラマ「やんごとなき一族」は、現代風のシンデレラ・ストーリー。
身分の格差、父VS息子、兄VS弟、後継者争い…っという、よくある話のパターン。なので、個人的には、話の展開や演出が見ものかなぁっと思って、見てました。

■健太と佐都は、なぜ深山家から逃げ出さないのか?

ドラマを見ていると「今なら二人で深山家出ることできるじゃん」「佐都、逃げられるじゃん」という突っ込みをいれながら、見ていた。

そもそも、二人は、なぜ深山家から逃げ出さないのか?

健太(松下洸平)は、長い間、深山家とは関わらないようにしてきて、自分で生活していた。そのため、愛する佐都(土屋太鳳)の身を案じて、深山家とは一切かかわらず二人でやっていこうと話す。

だが、佐都は、健太の願いをかなえてあげようと、深山家当主・深山圭一(石橋凌)に立ち向かうことを決意する。

健太の願いとは「一族の利益・存続を重視する冷徹な考えをもつ深山家一族を、佐都の家族のように心通わす本当の家族にしたい」ということだった。

そうだった!

だから、父親・圭一(石橋凌)から逃げずに、戦っているのね。
忘れてた(^-^;


■松本若菜さんの演技が味を出している!

深山家の長男・明人(尾上松也)の妻・美保子役の松本若菜さんに、注目が集まっています。

松本若菜さん演じる「美保子」ってどんな人?

深山家は、跡継ぎに全財産が渡り、兄弟には渡らない。美保子は、老舗和菓子店の娘で、長男の妻として深山家に尽くしていた。鼻高々のお嬢様で、次期女主人は「私しかいない」と自負している。

美保子の狙いは、夫を跡取りにして、400年以上続く名家の次期女主人となり、自分の地位を高めることだった。そのため、次期女主人の立場となる佐都を目の敵にしており、何かと佐都にいじわるをする。


■美保子(松本若菜)罵り早口言葉!

いやぁー!美保子の罵り早口言葉が凄いよね!
練習なのか?台本通りなのか?

Twitterやインスタでも、その姿がアップされていて…。
女優さんとしての裏の姿が見れたかも?

〇ニョッキッキ編

「ずうずうしく 人の家にのこのこのこのこニョキニョキ…タケノコタケノコ ニョッキッキと生えてきやがって!」

〇グーチョキパー編

ドラマでは、悩む佐都に、歌いながらやってきて両手で顔をはさんだ。
板挟み~板挟み~♪

〇ぱぱぱぱ~♪ぱじゃまでおじゃま♪編
木村多江さんも参加(笑)

思わす昼ドラ「牡丹と薔薇」(フジテレビ系)の「役立たずのブタ!」と罵る小沢真珠さん風かなぁって、思ってしまったぁ。

でも、違ったなぁ。最初は、怖かったけど、だんだんと、どこか憎めない愛らしさがでてくるのよね。
そのうち、美保子(松本若菜)かわいいじゃんって思ってくる。

なんでしょうね(笑)

悪役なんだけど、憎めない人って感じですね。
本当に、いい味だしてますよねー!!
美保子の顔芸と早口を、楽しみにしている人も多いようですね。


■松本若菜さんが、美保子を演じる上で意識していることは?

深山家の人々は、喋り方やマナー、所作もゆったりと綺麗だと思うので、そういうところは守って演じたいと思います。
田中(亮)監督は“セリフは1.5倍速ぐらいで、パーっというやり取りにしていきたい”とおっしゃっていたのですが、その中でも、ただバタバタと話すのではなく、気品や上品さを残した会話劇にしていくのが、今の私の1番の目標です。

漫画では、そのときの美保子の表情も描かれているのですが、私はどうやって演じて行こうか?と、少し悩みながら読みました。
今回は美保子を、どう自分の中に落とし込んでいけるか?原作ファンの皆さんには、既に美保子のイメージがついていると思うので、演じる私がどう色づけをできるか?と考えています。

https://www.fujitv.co.jp/yangoto/interview/interview04.html


■出演者・石橋凌さんのコメント!

深山圭一役・石橋凌さんのコメントが素敵だったので、掲載いたします。

「『やんごとなき一族』は非日常感を味わえるエンターテインメント作品ですので、皆さんにぜひ楽しんでいただきたいと思います。
その上で、この作品を通して“格差や偏見といった不条理がいかにつまらないことか”というメッセージを伝えられたら嬉しいです」

https://www.fujitv.co.jp/yangoto/interview/interview08.html

たかがドラマ、されどドラマ。
ドラマの奥深さは、計り知れない!


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