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やればできる。

●自分にできないこと(指示、指導、やればできるの弊害)諦めないことの弊害について。 借金玉さん著の 「発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術」 「発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47」 ADHD界隈でも有名で、私も拝読させていただきました。 苦労された点や障害持ちのあるあるが沢山書かれていて、ヒントとなることがいくつも散見されました。著者の症例に当てはめた場合の対処方法や考え方は非常に参考になります。 著書内に、「

    • 映画「PLAN75」ネタバレなし

       最近「PLAN75」という映画を見ました。 ネタバレはしません。発達障害などのカテゴリー化が進み社会の認知が進むことは良いと思います。ただし、同時にそれを認める社会も一定の「答え」を出さなくては行けなくなることを意味します。それは補償だったり、受け皿だったりを意味します。  正直、抑うつの初期段階にある方は決して見ないでください。 非常にメッセージ性の強い映画です。 人によってはダメージのある映画です。  有名な映画際で日本アカデミー賞まで取ったとあり、主演も賠償千恵子

      • 生きづらさ

        気が晴れること。 気が晴れることがない。 晴れやかな気持ちとはちょっと違う。 でも「不安が無い」と近い。 何が正しいのか。 何を信じれば良いのか、わからない。 仕事なんか楽しくないんだから、家に帰ったら何しよう、休みの日はこうしようを考えようとサバサバした人は言う。  一日24時間のうち1/3の8時間、つまり人生の1/3を労働に費やすわけだから楽しく仕事をしよう、とのこと。 上司が言ってた。 不幸になる仕事は仕事じゃないそうだ。 言葉の意味はわかるが具体性にかける。

        • 命を取られることは無いから

          20数年前の話。 就職氷河期。面接に軒並み落ちた自分は、当時誰でも雇ってくれたコールセンター業界へ就職しました。集団での圧迫面接や、他の新卒との競争は激しく、5対5の面接場面では、できる限り最初に発言の順番が回ってくることを祈っていました。そうじゃければ、先の新卒に圧倒され自分の順番では完全に心が折れた状態となることも多くありました。 コールセンター  当時、完全買手市場の氷河期時代でした。それ故、新卒を含む20代の若い方がたくさん仕事にあぶれていました。コールセンター

        やればできる。

          復職について

          復職予定が5月連休明けに決まった。 思えばこの二ヶ月はあっという間だった。 過去の経験から、「休まないとマズイ状態と感じたこと」から始まり、ただ休むことに対するコスト(負い目や、経済的負担)をどう飲み込むかから始まったかと思う。 ここの判断は非常に難しいが、早すぎるということはない。 この期間は自身の障害を知り、少しづつ受け入れていくこと、さらに「症状」を緩和させるための投薬の適正値を少しづつ確認していった期間かと思う。 2023年4月末時点ではコンサータ18mg、ル

          復職について

          3アウト制なのか

          適応障害や鬱を何度も繰り返す人に知ってほしい。 「発達障害」を専門とする心療内科があるということを。 「診療内科は軽めのカウンセリングを受けて、適応障害と診断してもらい、診断書を会社に提出したら休職するもの」と認識していました。 一度受けたら、「どうしたいですか?」と聞かれて、そんなこと辛い状況に聞かれて「どうしたいもこうしたいもないし、何も考えられない、考えたくもない、記憶を消してほしい」と訴えたら「仕事はできそうですか?」となり、「・・・・できない・・・」となり、「じ

          3アウト制なのか

          休職23日目(20230331)

          休職23日目 2023年3月X日より休職開始。 休職自体は人生二回目だが、診療内科にかかるのは4回めとなる。 2014年にはじめて適応障害と言われ、休職。 3ヶ月の休養を経て異動を伴う形で復職。 このときは、主な要因はストレス。具体的には個人ではどうすることもできない圧倒的な無力感に置かれ、その境遇に耐えかねてのもの。 正直もう死ぬしか無いと思っていた。上司の勧めて病院に行くことに。 このとき初めて心療内科という存在を知った。 その後、復職先で2年ほど経過、この時点で

          休職23日目(20230331)

          鬱とADHDについて20230331記録

          noteには多くの発達障害、鬱、適応障害を持つ方が赤裸々に投稿されていて驚いた。通常のWEB検索ではこういう具体的な情報は出てこないので非常に助かる。 いろんなパターンがあると思うが、自分のパターンもなにかの役にたつのかなと思い記録を残す。 年齢:40代半ば 仕事:社内SE 性別:男性 症状:適応障害を3度経験し、パニック障害の経験もあり、現在(2023/3)は発達障害であるADHD持ちかつ、二次障害として鬱を発症し、休職中 ADHDの傾向:脳内多動が強く、行動と

          鬱とADHDについて20230331記録