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Drに負けない(説明ができるようになる)

序文

日頃院内の勉強会や、学会の予演会によく顔を出してくださるDrがいます。

今日は、院内の勉強会で後輩が色々と諭されていましたがDr自身も作業を理解し切っているわけではないので結局いつも作業の良さが伝えられないはがゆさを感じております。答えは無いことも分かっています。
そもそも、見えている視点が違うのですから。

見えている視点

Drの見方は、全体論すなわち多様性
OTの見方は個人的経験の尊重

多様性と個人的経験の尊重は似ているようですが、見方が全く違います。

これをこうして作業が良くなりました!と言ったとしても、他に要因があるのでは?と諭されると何も言えなくなってしまう方が多いのです。

作業科学と作業療法

作業科学と作業療法は今までの歴史で分断されようとした経緯があり、それによって作業療法の弱点ができてしまった経緯があります。作業科学に基づき介入説明をできるようにすることが大切です。

作業遂行

作業(意味、形態、機能)
人(能力)
環境

これらの視点はDrは、深くは理解できていないことにより双方の見え方が不透明になります。
話の決着をつけていくには、クライエントが作業を行うことの全体論つまり、作業遂行を理解して介入し説明をしていくことが現状出来ることだと思います。

おわりに

作業療法は、未だ発展途上であり他職種に適切な説明ができない方もたくさんいるかと思います。
少しでもその一助になれれば幸いです。

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