見出し画像

おいしいジンジャーシロップの作り方☕


ヨーロッパの小さな北国に住んでいたときに教えてもらった、熱々のジンジャーシロップ。

寒い寒い冬には欠かせない飲み物でした。

材料は、ショウガとお砂糖とお水。

たった三つで、魔法のような飲み物ができます。

ひとくち飲むとショウガパワーが炎のようにパーッと広がって、のども体もぽっかぽかになります。

教えてもらったのは、大きな寸胴鍋に何キロものショウガとお砂糖を入れて長時間ことこと煮込むレシピでした。

わたしはそれを作りやすい分量で手軽にできる簡単レシピに変えて、寒くなったらお鍋いっぱいに作って毎日飲んでいます。

寒い朝に一杯、ティータイムに一杯、外出から帰宅したら一杯……とってもおいしいのですぐになくなってしまいます。

のどの調子が悪いときや、ちょっと風邪ぎみかしら?というときにもおすすめです。

熱々のジンジャーシロップが体を芯から温めてくれます。

ショウガを加熱することで生まれるショウガオールが、血行をよくしてくれるんですね。


画像2


🍯 材料 🍯


・ショウガ……100g

・お砂糖………100g

・お水…………200ml

今回は「てんさい糖」を使いましたが、白砂糖でも黒砂糖でもお好きなものをお使いください。それぞれに違った味わいがあります。

わたしは、いつもはハチミツで作っていますʕ ❛ᴥ❛ʔฅ🍯


画像10


🍯 道具 🍯


・材料をはかるもの(クッキングスケール)

使用したのはこちらです。とても使いやすいのでおすすめします。


・お鍋……ひとつ

・ショウガを切るもの(包丁&まな板、スライサー、フードプロセッサーなどお好きなもので)

(・シロップを保存するガラス瓶)

わたしはいつも数日で使ってしまうので、お鍋に入れたまま冷蔵庫で保存しています。


🍯 作り方 🍯


(1) ショウガ100gをよく洗って、薄く切り、お鍋に入れる。

※皮に栄養や香りがあるので、皮ごと使います。汚れた部分があればとってくださいね。包丁の背やスプーンなどでこすれば、簡単に皮をむくことができます。


画像9


(2) お砂糖100gを入れ、よくまぜる。


画像9


(3) ふたをして一時間ほど経つと、ショウガからこんなに水分が出てきます。


画像5


(4) お水200mlを加えてまぜ、お鍋にふたをして中火にかける。沸騰したら弱火にして30分ほど煮込む。

※沸騰したときにアクが出るので取ってくださいね。(材料によっては、あまり出ないこともあります。)

シロップのお味をみて、ショウガの鮮烈なエキスが出ていたら完成です。

飲むと体がぽかぽかしてくるので、すぐわかると思います。


画像9


🍯 煮沸消毒について 🍯


ガラス瓶に保存する場合は、シロップを煮込んでいる間に煮沸消毒をします。

(1) お鍋にガラス瓶と、ガラス瓶がかぶるくらいの水を入れて火にかけます。

(2) 沸騰させて、ぐらぐらと数分ゆで、清潔なリネンなどの上において乾かします。


画像6


こんなふうに、ふたの上にビンをのせて斜めにしておくと早く乾きます。


画像7


ジンジャーシロップをガラス瓶に入れたら、とてもきれいです。

冷蔵庫で1週間ほど保存できます。

熱湯で割ったら、熱々のジンジャーシロップのできあがりです。

琥珀色が美しいですね。


画像8


これくらいの小分量だと数日でなくなってしまうので、わたしはガラス瓶には入れません。

シロップのお鍋にお水を加えて飲みやすい濃さにして火にかけ、沸騰させ、冷蔵庫で保存しておきます。

こうしておけば、お鍋をあたためるだけですぐに熱々のジンジャーシロップが楽しめます。


🍯 お料理にも…… 🍯


ジンジャーシロップは、紅茶やホットミルクに入れてもおいしいです。

炭酸水で割ればジンジャーエールになるので夏にもおすすめです。

お料理に使ってもおいしくて便利ですよ。

照り焼きや、きんぴらなど、しょうがとお砂糖を使うお料理全般に使えます。

ヨーグルトやバニラアイスクリームにかけたり、生クリームとまぜてソースにしたり、お菓子作りにも使えます。

ショウガも、刻んでクッキーやケーキに入れていただけます。

今回は、みじん切りにしてジンジャーケーキを焼きました。

生クリームをたっぷりそえて……


画像10


ショウガを千切りにしてお醤油とみりんで煮て、佃煮にしてもおいしいですよ。

あますところなく楽しめるジンジャーシロップ、よかったら試してみてくださいね。

ここまで読んでくれて、ありがとうございました☕

この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,452件

読んでくださってありがとうございます。もしよかったらサポートをお願いします。記事の執筆に大切に使わせていただきます。