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作品作って、終わりじゃなくて

今年もはや2ヶ月が過ぎましたね。
早過ぎやろ!!
なんでやねん!!
どないなっとんねん!!😭😭
と言いたくなるくらい、年々体感時間が短くなってきています・・・。

まあ何もしてなかったわけではないんですが、たまたまですがパソコン作業や事務作業ばかりで、作品を作ってる時間が少ないので余計そう感じるのかもしれません。

昨年までは
「とにかく作品を作らないと・・・」と、
制作してないと人権無いわ、くらいの勢いでせっせと作ってたんですが、
今年はすこしスローペースではあります。
なぜかというと、昨年末に友人がくれたアドバイスがきっかけで、
作品制作について考え直すきっかけをもらったからです。



ある日友人(not作家)と飲んでるときに制作の話になり、
いかにして作家で生計を立てるか?
頑張って制作してるけどこれからが心配だ、
ということをぽろっと話題に出したんです。


そしたら友人が
「がむしゃらに作るのもいいけど、時間もお金もかけてせっかく作った作品を、もっと売り込まないともったいなくない?」

「作品を作るスキルは十分身についているのだから、足りていないのは作品をより多くの人に伝えたり、理解してもらうことでは?」

「そのためには、届けたい相手やターゲットを明確にして、その人が受け取りやすいような形で作品を提供する必要があるのでは」

と、とても的確なアドバイスをしてくれました。


たぶん友人はめちゃくちゃ仕事できると思う。笑
こういう考え方って、会社にいたら割と考えたり言われたりすることのはずなんですが、
なぜ美術作品を作ると頭からすっぽり抜け落ちてしまうのだろうか・・・😇


もちろん美術作品は一般的な商材とは異なる性質のモノですし、
いわゆるマーケティング手法が必ずしもはまるとは限らないと思います。
ですが販売している以上、それを買って受け取るお客さんが必ずいるわけで、そして世界はとても広いからこそ、
私は私の作品を求めてくれる、どこかにいる誰かの目に留まるよう、
工夫して発信する必要があるなと思いました。

SNSやイベント、レンタルギャラリー、公募展、アートフェアなど、
方法はいろいろありますよね。
もちろん、作品の質が良いことは大前提ですが。


ここまで言っておきながら私自身は非常にそういった売り込みや発信の能力が乏しいため、ぼちぼちしか進められていないのが現状ですが、
昨年までは作品を作ってない時間は謎の焦燥感をずっと感じていたのが、今年は
「このパソコンタイムは必要な時間・・・必要な時間だから・・・」
と納得しながら進められるようになりました。
ちょっと成長した。🌱


とはいえやっぱり、
「作品作ってないと人権無い」
これは揺るがないかなーとも個人的には思います。
ただ手を動かしてたらいいって訳ではなく、ちゃんと前に進めているか?という意味で。
そもそも作品無いと話にならないし、作品は作り続けないと質が良くならないと思っているので、ここをサボるのは絶対に無しです。

美術作家って求められるスキル多すぎちゃう????と常々思っていますが、凡人たる私はこつこつと、できることから一歩ずつ、スキルを獲得していくしかないなーと思っています。


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