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八月宣言

 関東地方は連日のように真夏日が続いている。先月は都知事選があったり、Amazon Musicの3ヶ月無料キャンペーンを始めてみたり、アイドルの大先輩である近藤真彦の武道館コンサートへ行く機会があったり、長らく見守っていたグローバルボーイズグループデビュープロジェクト『MAKEMATE1』のデビューメンバーが決定したりと非常に濃い1ヶ月を過ごしたと思う。どこかのタイミングで『MAKEMATE1』について書きたいと思っていたが、なかなかタイミングが合わず、気づいたら放送終了となってしまった。

 今回のサバイバルオーディションは韓国・中国・日本・タイの4ヶ国から35人が参加し、全員が芸能事務所に所属していないというのが注目ポイントだった。厳密に言うと、そのうちの数人は人気オーディション番組出身だったり、過去に事務所に所属していた経歴があるため完全なる素人ではない。

 デビューメンバーは、韓国出身のチャン・ヒョンジュン、ノ・ギヒョン、チョン・ジュンピョ、ハン・ユソプ、中国出身のビンファン、リン、日本出身のミラクの7人となった。

 今回のサバイバルオーディション番組は、とにかくエグかったの一言に尽きる。最終回は16人が2組に分かれて新曲「Higher Wire」と「Make It Bounce」をそれぞれ披露し、その後は最終ラウンドに進めなかった脱落者も加わってシグナルソング「Time of Our Life」を披露。ここまでは本当に完璧で良かったが、デビューメンバーの発表があまりにもデリカシーがなさすぎた。なんと脱落者から1人ずつ順番に発表し、そのままステージを退場させるという異例の発表形式を導入したのだ。その中にはパフォーマンスに定評のあったソ・ユンドク、高い歌唱力を持つチョ・ミンジェ、中国出身で筆者の一押しだったアンシン、脱北アイドルとして話題になったキム・ハクソン、日本出身でサバ番経験者のタクマ、中国出身で前回の第9話で悲願の1位を獲得したジアハオなどが含まれており、彼らの名前が呼ばれると会場はお通夜ムードに包まれた。

 デビューメンバーが決まったはいいものの、上記のデリカシーのない脱落者の発表に加えて最後に8位で脱落してしまったキム・シオンの扱い、グループ名が発表されない、2025年1月にデビュー…と非常に気持ちのいい終わり方ではなかった。デビューが半年も先って…😭

 個人的にはビンファン、リン、アンシン、ジアハオの中国出身メンバーが揃ってデビューしてほしかったが、そんな夢も叶うはずなく4人はそれぞれの道を進むことになった。今回のサバ番で急成長を遂げたメンバーも大勢いるし、アイドルになる夢を諦めずに頑張ってほしいと思う。

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