【読書メモ】『ぼく、ドラえもんでした。』(著:大山のぶ代)
『ドラえもん』コミックス発行から今年で50年、書店などでフェアもやっているようで、書店に行くと妙に賑やかだったのはこれが理由でしたか。
世の中には凄い人がいるもので、「とうめいマント」とかも実現されているとか、、よくよく考えたら「スマートフォン」もひみつ道具の「おこのみボックス」ですよねぇ、藤子先生凄いな。
そんなことを考えながら思い出したのが『ぼく、ドラえもんでした。』との一冊。1979年から2005年までの26年間、ドラえもんの声優をされた大山さんのエッセイになります。解説を辻村深月さんが書いてるとの帯にも引かれ、購入した覚えも。
藤子先生は種を蒔く人、とのフレーズがどうにも印象に残っていて、自分もいつか種を蒔き芽吹かせることができるのだろうか、なんて風に考えていたとも思います。藤子先生の、そして大山さんのいろいろと”真直ぐ”な想いがこめられている一冊だったよなぁ、とも思い出しながら。
私自身、確か初めてちゃんと買ってもらった本が『ドラえもん』で、それもあったのか昔から好きでした。大人になって一部(大長編系)を残して手放したものの、息子(2006年生まれ)が小学校に入るくらいから月1冊ペースで本棚に追加していったなぁ、今でも息子の本棚に並んでいます。
保育園から小学校にかけて息子もご多分にもれずにハマり、毎週のようにDVDをレンタルしていました(いまはそのTSUTAYAも閉店してしまいましたが)。家事の傍ら、ついつい一緒に見てしまっていたなぁ。
無事に大学生になってくれて、あとはまぁ、好きに生きて行ってほし所ですが、そのうち(私たちにとっての)孫が出来たら、今度は息子が『ドラえもん』を語り継いでいったりするのだろうか、なんて思いながら。
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