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パラレルワールド

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小説や詩など!
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#詩

手紙を書いて死なない理由を紡ぐ。手を繋いで生きる。深く呼吸をする。透明な膜を張ってその中で眠る。何者にも侵させない。森の泉のほとりで音を聴く。死ぬ理由はどこにもない。生きる理由は君がそこにいるということ。ささめく森が静かに眠る時間になる。砂金の零れる指先から伝える。おやすみなさい

追憶

精神安定剤で永遠は手に入らない
永遠なんて別にいらなくて
一瞬の幸福の続きでいい
記憶の連なりと望んでいる未来のその先
夢に出てきた車窓の外
予見は当たるとは限らない平行世界
いつかわかりたい優しさの先
涙を流す理由のその奥
食べられてしまう希望と鳴り止まない轟音
それでも見つけたい
生きていく訳
幸せだと思うのに言葉なんていらなかった
だけどたくさん浴びてきた
流線形に落ちていく月から零される星

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星霜圏

ひとは肉体を失ったら骨になる。それから火に焼かれて煙に巻かれ、その灰は天に昇って星屑になり、宇宙の一つとして天空に撒かれる。魂は星屑として那由多数多であり、かけがえのない世界の光。烟るような白い煙。神羅の導く星座の成り行き。廻り合わせる光と光。それが邂逅。

私は私のままで、私にしか言えない表現がここにあって、稚拙で水の上に浮いた浮薄で溶けた花弁のようでもそれはきっと透徹でありたい倫理だから謎を準

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