付き合い人はその時その時でいい
私は小学校の頃の友人で連絡を取り合っている人は一人もいない。
中学校の友人も数人で、その中の友人も相手から連絡してこない限り僕から特に連絡することはない。
高校の仲良い友達も両手に収まるくらいで、これからずっと仲良くする奴は多分片手に収まると思う。
そして今は大学生、大学でできた友人もほんの数人だ。
この前初対面の人にこの話をしたことがある。
すると、「え、それだと寂しくない!?」って驚かれた。
友人は多ければ多いほどいい、そう思ってる人も多いだろう。
でもどっちかというと一生ものの友達が少なくてもいてくれたらいい、そう思ってる人の方が多いでは?
その子は珍しく友達の数を重視するタイプだったのだが、僕は上のどっちにも当てはまらないと思っている。
タイトル通り、友人は基本的にその時の付き合い限りでいいと思っている。
友人が大切という刷り込みは、ある種友人が多い人がマウントを取るために目立つように叫んでいる側面もあると思う。
だからと言って友人がいらないと言いたいわけではない、ただ、友人が少なくて悩む必要はないと根暗な僕は小さく叫びたい。
『スタンド・バイ・ミー』という映画を知っているだろうか?
4人の少年たちがある夏に死体探しの旅に出る話だ、青春系で不朽の名作なのでぜひ見て欲しい。
作中で「私は12歳の頃のような友達を持つことは2度とない。そのあと持ったことはない」という有名なセリフがある(あってる自信ない)。
これがマジで僕にはしっくりくる。
僕自身も今連絡を取り合ってる小学校の友達はいないが、だからと言って友達がいなかったわけじゃない。
むしろ毎週土日は絶対遊ぶことが固定されていたメンバーもいたし、めちゃくちゃ楽しかった覚えがある。
でもその友達はその時だからこそ楽しかった。
小学校から大人になるにかけて、人は成長するし環境もガラッと変わる。
友人というのはその環境ごとに合わせていてくれるだけでいい。
例えばあなたの周りに友人が少なくても、そういう段階なだけだ。
これから必要なら友達ができるだろうし、焦る必要は全くない。
友達ができる、と言ってもその時の境遇に合わせた友達ができるだけだし、状況が変わるにつれて疎遠になるのは当たり前だ。
だからこそ、一生の友人とかいう綺麗な言葉に目を奪われないで、その時その時の友人を作ることに専念すればいいと思う。
そうやって楽に生きていれば、いつか本当に波長が会う友人ができるだろう。
この先どうなるかわからないが、僕にもこれからも仲良くしたいなあと思う友人が少ないけどできた。
ちなみにここまで書いてきたことは恋愛においても同じ。
自分が過去に好きだった人をずっと引きずる必要は全くない。
恋愛において99%のパターンは「私はあなたが好きなのではなく、あの時のあなたが好きだった。」、これ。
今のあなたの価値観に合う人は必ずいるはずだし、人間は過去の記憶を美化してしまう特徴がある。
同じ境遇を共有できた人は、その時にだけ必要だった人。
このことを頭に入れておけば、友達の数で悩むことなんて絶対ないし、恋愛もうまくいくようになるんじゃないか。
短いnoteだけど、付き合い人に関する価値観を綴ってみた。
まとめます。
私は12歳の頃のような友達を持つことは2度とない。
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