人生曲線から見えた、原体験としての部活、そしてキャリア支援と向き合う
部活指導に全力でした
はい、意外でしょ。
T8-私たちの人生曲線「T2-失敗や葛藤こそ楽しみたい」で振り返った時に、「中高時代の部活動(剣道→書道)の経験は、自分の原体験の1つになっている」という趣旨の話をしました。
年末、自宅の書棚を整理していると…
出てくる出てくる。
これだけ見ると、何部の顧問をしていたの?って感じだが、前の職場で2年間、書道部の顧問をしていたんですよ。
当時、考えていたこと
5年以上も前のことだから記憶が曖昧なのだけれど、端的に当時の自分が考えていたことを思い返してみると…こんな感じだったと思う。
トップダウンからボトムアップへのシフト
コーチングへの非常に強い関心
対話を重んじようとしていた
言葉を探していた
既存の部活指導に対する疑問は、確かに強かった。
自分はそれとは違う指導をしている気でいたし、そういう自分に酔っていたと言っても良いと思う。キモい…その通りだ。
ただ今改めて振り返ってみると、結局、自分が顧問として当時やっていたことは、高校時代に受けていた指導と根本では変わらなかったし、お盆と年末年始くらいしか休みなかったし、生徒に指示ばっか出していたし…結局のところ既存のそれと大差なかったのだとも思う。
キャリア支援と向き合う
経験じゃない…なら何だ?
部活指導でもそうだし、「経験」を自分の武器として語る方が、教育の世界には多い(自分に全くこういうところがないかというと嘘になるから、全否定はできませんけどね…)。こと、「キャリア教育」「キャリア支援」について、「経験」を武器に語る教員が多いように思う(今の職場に限定して言っている訳ではありませんよ…)。
VUCAな世界を生きる生徒たち、コロナ禍でますます先が見えなくなっている今、既存のそれに対して感じる違和感は日増しに強くなっていった。
ただ、「自分の言葉」で、その違和感に対して説明できない…経験もなければ、私自身の学びが足りないのは言うまでもなかった。
このままではダメ、学ぼう。
どこチャン|キャリア支援室
昨秋、齋藤亮次さんからこんなメールが届いた。
きっかけって、やってくるものなんだ、と思い、二つ返事でOKしたのを今でもはっきり覚えている。
その後ニョロニョロと、ことは進んだ。これまでに齋藤さんとは、「キャリア支援」について思いを共有する動画を、3回公開した。二人の既存のキャリア支援に対する「モヤモヤ」が満載だった。まだ、うまく言葉にできないから、「ゴニョゴニョ」喋っている。良かったらご覧ください(笑)
あることを詳しく知りたいと思ったら、そのことについての本を書けばいい
早いもので年末には、「どこチャン|キャリア支援室」として、5名のクルーたちと一緒に、航海が始まった。
上田壮一さんのお話の中にあった、池澤夏樹さんの言葉に強く背中を押されながらのスタートだ。
未知の学びを、一緒に楽しむ仲間ができた。これが何より楽しみだ。
うそ…続いてる、この note(笑)
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