思考の言語化能力を鍛える方法
最近、いろんな箇所からよく目に入ってくるワードが、「手帳」や「日記」「言語化能力」「書くこと」について。
これはたぶん私が無意識下で自分に足りていないことだから、目につくのではないかなと思う。いろんな媒体を通しての見えない何かからのメッセージだと思っている。(急にスピリチュアル)
自分は小説家を目指しているのに、自分の気持ちの言語化があまり出来ていないように思う。出来ていないというより、アウトプットの数が圧倒的に足りていない。(周りのnoterさんと比べて)
小説はまぁ時間かけても良いとして……、エッセイなんかはもっとポンポン気軽に書けたら良いなと思うし、自分なりの創作論も多く残していきたい。
ここで私が思う言語化とは「自分の考え・想い」を文章化して書いたり、話したりすることだ。言語化能力を上げることで、小説の技術を上げたいというのが主な理由の一つだが、旧ツイッターで様々な話題やニュースに人それぞれの世論が湧く中で、私は何を思い、どうしたいのか、きちんと自分の意見を持ちたいと思ったことも考えるきっかけの一つだった。
ということで、まず挑戦してみたのが「モーニングページ」というもの。
おそらく聞いたことがある方もいるかもしれないが、毎日朝起きてすぐノートに3P、いま自分の考えてることを書き出すというもの。
作家のジュリア・キャメロン氏の著作『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』にて提案している創造性を高めるワークの1つだ。この本は数年前にも創作界隈で話題になり、私は途中で読むことを挫折して、ワーク自体は実践せずにいたままだった。
最近、youtubeで「モーニングページ」やり方がよく出てくるので、これは言語化能力を鍛えるのに使えるのでは?と思った。
そもそも言語化を鍛えるという意味では「日記」は効果的らしいのだ。
思考とは、脳の中で言葉が浮かんでは散ってしまうもので、それを順序立てて、意味が通る文章に組み立てるということが言語化であり、日記は毎日書くものだから言語化の訓練をしているようなものである。
モーニングページで大事なのは、とにかく思考の流れをそのまま書き出すこと。この時点で別に良い文章を書こうとしなくて良い。著者は「脳の排水」と言っている。とにかく「ねむい。朝ごはん作るのめんどうだな。でもおなかすいたなー。わー。」のような、いま思ったことを書き殴る。
ここで得られるのは自分の中にいる完璧主義者を排除することができるということだ。
なぜnoteが書けないか。
それはおそらく最初から良い文章を書こうとしているからだ。
1行書いては「なんか違う」と消しては書いてを繰り返すうちにしんどくなって辞めてしまう。これが書けないという状態。
これはどうやら自分の中の完璧主義者が邪魔をしているらしい。
なので、まずその完璧主義者を封じる。
そして、そのあとyoutuberが紹介していたやり方で良いなと思ったのが、『3P書き出したあとに「赤ペン」を入れる』ということ。
これは別に修正するという意味ではない。最初に書き出した文章が「無意識の自分」だとするなら、今の「意識化の自分」が赤ペンでツッコミを入れたり、対話をするという感じである。
たとえば、「無意識の自分」の文章で『言語化能力が足りない』と書いてたら、赤ペンで『じゃあどうする?どうやったら鍛えられる?』と書き込んだりするのだ。こうやって対話をすると「自分が何をしたくて、それをどうしたいのか」から「具体的な解決策」を考え始め、「行動」まで繋げることができるのだ。これはnoteなんかをアウトプットするまでの道になるのでは、と感じたのだ。
結果的に今日はこのnoteを書くことにつながった訳だし、しばらく続けてみようと思う。
※ちなみに、本家のやり方では『書き始めてから最初の数週間は自分でも読み返さないこと』というサブルールがあるらしい。自分の心の内をさらけ出すのに慣れないうちは、自分が書いているものを意識しない事も必要とのこと。私が紹介したものは本家プラスyoutuberのオリジナルのやり方が混ざってる感じです。
他にも気になってるのが、バレットジャーナルというもの。こちらも日記というか、年単位、月単位、日単位で行いたいタスク、目標を管理したりするものらしい。(まだよくわかってない)
最近、悔いのない人生ってなんだろうって考えていて。
去年、いっしょに映画作ろうって話してた才能あるカメラマンが亡くなってから、特に思うようになった。
いつ死ぬかわかんないんだから、「時間は命」だよなって思って。
限られた時間の中で、私は作品をたくさん残していきたいと思う。
だから、時間管理は大事に意識していきたいなと思う。
話は逸れましたが、みなさんも何か言語化能力を上げるためにしていること、おすすめの本などあればぜひ教えてください〜。
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