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完璧主義者の苦悩

#完璧主義 #大変 #変わりたい #でもいいこともあるよ #いいかげん #結局はバランス #自分が今何モード #分人主義 #認めること   

どうも、今日は朝からの投稿頑張るぞ!と意気込んでいるじーもです。(ちなみに今10時を過ぎているので朝かどうかは怪しいところ。)

早速ですが、本で読んだことがあります。「これからの時代、完璧主義者では厳しい。」「計画を練りすぎずに、まずはやってみることが大事。」…耳が痛い。はい、わたしは、完璧主義者だと思います。もちろん、純度100%!何を目指すのにも完璧じゃなきゃ!…とは思っていませんが。個人的には、純度70%くらい?(意外と高かった…)だと思っています。今日は、そのことについて、ちょこっと書いてみたいと思います。

完璧主義者への試練

はい、どうも、完璧主義者のじーもです。…こう書くとなんだかどうしてもネガティブなイメージを持ってしまいそうです。「近寄りがたい」「なんだか注意されそう」「一緒にいると窮屈そう」みなさん、どうか置いていかないでください。

さて、完璧主義者って何だろう?と考えたときに、私の場合感じるのは、様々な可能性を模索して最善を探すこと。です。こう聞くと、よさそうにも思いますが、冒頭でも書いたように本などではおすすめできない考え方です。

理由はスピードと完成度だと思います。

まず、様々な可能性を探っている時間がもったいない。とりあえずやってみて試行錯誤することが大切。ということですね。完璧主義者の場合は、どうしても、行動へ移すまでに時間がかかる(ひどいときは行動しない)、というのがマイナスポイントのようです。

次に、完成度を高めるあまり、失敗やアイデアを認められなかった時のメンタルへのダメージが大きい、ということです。思い入れが強く、自分では最適だと思ったことを否定された気分になる。そして、"もう私なんかループ”に入ってします。すると立ち直るまでに時間がかかるし、何より精神衛生上よくない、ということだと思います。

いや~自分で書いていながら、耳が痛い。(笑) そして、完璧主義者のことですから、直した方がいいことまで理解しながらも実践できていないということに、さらに悩むこととなるんですよね~。いやはや、めんどくさい生き物です。

完璧主義者の言い分

さあ、ここからは反撃モードです(誰に?)。完璧主義者だっていいところあるもん、のコーナーのお時間です。(笑)

まず、仕事においても人間関係においても、たくさんの可能性を吟味し、多くの選択肢の中から行動を選ぶことができます。

例えば、転職をしようと思った時。その企業がどんなところ、というのは当たり前で、自分が大事なポイントをピックアップし、数値化し比較する。実際に(行けるようなら)場所にも行き、外から眺める。インターネットの様々なサイトから情報を収集し、そこも比較しながら、確からしい情報を絞っていく。そうやってできたものを表にし、それを見てニヤニヤする。なんだか後半はいいところではないような気がしますが、そんな感じです。

転職ではなくても、イベントやプロジェクトの企画なんかでも、この力は大いに発揮されることだと思います。だって、様々な視点で情報を集めたり、過去のデータを参考にしたり、考えうることを調査したうえで、どうすればいいかを考えるからです。それって大事でしょ?とりあえずやってみる、と言っても、相手(顧客など)がいる場合は、適当すぎるのは相手に失礼じゃないですか。

人間関係の時だって。「あ、今きっと落ち込んでいるかもしれないから声をかけた方がいいかな。」とか「ここはみんなに乗っておいた方がいい感じだな」とか思いつくことはあるんですよ。それが戦略的だって言われても、結果、円滑にできるほうがいいじゃないですか。(全部が全部、そんな風に考えているわけじゃないので誤解しないでくださいね。あくまでもたとえです。)

…とかいろいろ書いてみましたが、実は大事なところが抜けていまして。それは、「実際に行動しているかは別」という点です。

私のいいかげんさ

私の場合、考えても行動にしないこと、できないことが結構あります。「調べること(企画段階など)で、満足しちゃった」とか単純に「関わるといろいろとめんどくさそうだな」とか。…あ、だから、世の中では完璧主義者をおすすめできないのか。だって、行動しなきゃ何も変わらないですもんね。(耳が痛い…)

もひとつ、私にはいいかげんなところがあって。それは、すべてに完璧主義じゃないところです。例えば、掃除とかファッションとか、自分の興味ないことに関しては、「ま、いっか」ですもん。(だからといって、部屋はきれいですよ。相方のおかげで。…いつもありがとうございます。)

でも、案外そのいいかげんさって使えるんじゃないか、と思っていて。だって、本当に純度100%の完璧主義者であれば、けっこうしんどいことも多いと思うんですよね。それこそ、アイデアを否定されることで落ち込んだり、途中で満足しちゃったり、できなかった自分を責めちゃったり。だから、ある程度のいいかげんさ(余白部分)をもつことで、いいバランスになるんじゃないかと。

結局、バランスが大事

なんだかんだいって、世の中バランスだと思います。たぶん世界はシーソーみたいなんです。地球規模で見ても、会社内で見ても、家屋で見ても。怒っている人がいれば、笑っている人もいる。完璧を求める人もいれば、とにかくスピードを重視する人もいる。そうやって、全体ではバランスをとりながら世界は回っていくんじゃないかな~と。おっと、なんだか話がおっきくなっちゃいました。(ちなみに多様性の話はこちらをどうぞ。)

話を戻します。

自分一人の中で考えても、完璧主義的な自分と、びっくりするくらい感覚的にする自分、とにかくやってみる自分がいて、いいと思うんです。そのときに必要なのは、きっとバランスを意識することです。今は、片方に偏りすぎていないか、考えの沼にはまっているのなら、行動の丘にいかなきゃ、みたいな。

で、バランスを意識するためには、認めることが第一歩だと思います。「自分は完璧主義者…かもしれない。」みたいに。私の場合も、正直、認めたくないし、自分はそうじゃないと思いたい。でも、家族や周りの友人の話なんかを聞いていると、「あ、まじめだな。ん?もしかして完璧主義者なのかな~」とか思うようになりました。で、この場を借りて、宣言してみました。(笑)

認めること、自分を受け入れることが大切。その通りだと思うし、例えば、平野啓一郎さんの「分人主義」を意識するといいと思います。(分人主義については、こちらの記事で少し触れています。)

つまり、企画を考えているときやAさんと対しているときは完璧主義者の自分が引き出されるけど、趣味をしているときはとにかく何でもやりたがる自分が引き出される、みたいな感じです。自分は一人じゃなくて、いろんな場面で自分が存在し、そのどれもが自分である。自分でその切り替えができるわけじゃないから、演じているわけでもない。だからこそ、いろんな自分を認めることが大切。みたいな感じですかね。

最後に。

さて、今日は自分のことを公に「完璧主義者である」と宣言する日でした。いや、冗談です。(笑)

以上。ここまで読んでくださった方、そうでない方、とばし読みをした方、みなさんありがとうございました。よければまたお会いしましょう。では。

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