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ワクワクの続き@教員の働き方改革

#ワクワク #うつ #教員の働き方改革 #学校 #先生 #外部委託 #ちょっと真面目な話 #戦略が必要 #でも 、いつもお疲れ様です

どうも、じーもです。今日は、ワクワクの続き、と称しまして、ちょっとまじめな話をお送りいたします。…いつもまじめじゃないのかと聞かれるとそこはさておき。(笑) 

学校現場と私

さて、まずは、私がどういうかかわりがあって、この分野に興味をもつようになったか、かる~くご説明しましょう。あ、よければ、自己紹介なんかも見てください。(笑)

まあ、早い話、大学卒業後、小学校の教員として働いて、うつになって休んで、いろいろあって辞めた。ということですね。…ざっくりすぎますね。

ん~と、とりあえずもうちょい説明しますと、正規の場合、大学卒業後、地域にもよるかもしれませんが、いきなり担任するんですよ。もちろん他からのサポートもありますけどね。で、私の場合も同様で、3年間3クラスあるうちの1クラスを担任して、4年目に別の学校で単学級(1クラスしかないこと)で担任をしました。いろいろ重なって、その年度の2月(もうちょっとで終わる頃です)に、体調を崩しちゃって。そこから、学校へ行けなくなっちゃったんですよ。もう少し詳しく言うと、布団から出られない状態ですね。(笑) で、うつの診断書をもらって、結果、その後1年ちょっと休むんです。5年目が終わる年度で教員を辞めました。休みの間には、薬をもらいながら、散歩もできるようになって、元気になっていったんです。まあもちろん薬はまだ続いていましたが。

それでですね、その時に思ったんです。「自分はこうなってしまったけど、今も現場で頑張ってる○○先生や△△先生に、何かできないのかな。」って。つまり、「現場の教員、頑張りすぎじゃね?」って思ったんですよね。そこから、じゃあ、どうやったら業務を精選したりできるんだろうって考えだして、今に至ってるんですよ。もちろん、当時、自己分析みたいなのもしましたよ。大学生のころは、教員採用試験を受けてたので、ほとんどそういうのしなかったので。幸い?なことに、当時は時間はありましたから。…はい、休んでいましたから。(笑) まあ、このへんはもう少し詳しく書きたいので、また今度書きます。…あ、思ったより長くなってしまった。

外部委託という道 ​

で、鋭い方は、ここで気づくこともあると思うんですよ。そもそも、学生卒業すぐの新卒にいきなり担任させるの?とか(企業でいうと、いきなり研修もなくまあまあ重要な顧客の営業を任されてノルマも普通の社員並みに出てる状況ですね。)。サポートが少ないんじゃないの?とか(研修はありますけど、先に研修をしてから、担任業務じゃなくて、年度途中に何回かあるんですよ。もっというと4/1から担任発表があって4/8からはもう子どもたちの前で、みたいな。)。

もうちょっと踏み込んで言うと、いわゆる授業や生活指導なんかの”先生のお仕事”に加えて、学校を回すための校務分掌や、クラスを回していくための準備(学級経営)、地域や家庭との連携…などなど、たぶんかなりあります。わかりやすくいうと、新卒1年目のAくんに、「営業は?」「Aくん任せた!」「企画は?」「ごめん、Aくん任せた!」「ここのプロジェクトのマネジメントは?」「そこも、Aくん任せた!」「社内プロジェクトは?」「とりあえずAくん任せた!」…みたいな感じです。(笑)

そんなこんなで、私が提案する「働き方改革」は、「外部へ投げちゃう(外部委託)」こと。もちろん、全部じゃないですよ。いろいろ反論はあるでしょうけど、一旦聞いてください。(笑)

まず大前提として、外部へ委託する目的は、教員が「本来の業務に集中できるようにすること」。ここでいう、本来の業務は、大雑把に分けると2つ。授業に関することと、生活指導に関すること。まあ、もしかしたらそこの業務も細分化していけば、いろいろと負担も分散できるんじゃないかとは思いますけど、ややこしくなるので、ここではカット。

じゃあ何の業務を委託するの?って話なんですけど。とりあえず今思いつくのは、①校務分掌(可能な限りで)②市町村などに対する調査などの返答③地域との調整役④校内の改革を推進すること(行事の精選など)。

そんなの外部に回していいの?って思うかもしれませんけど、逆に言うと、それで回らないから苦しくなってきてるわけなんですよね。学校現場のあるあるは、「来年から○○の時間数増やしてください。あ、でも今ある教科も減らしちゃだめですよ?」っていうの。…はひ?それって、本棚の数は増やさないけど取り扱う本を増やすから考えてやってね。ってことですよ?物理的に限られてることに対して、そんなのって無理じゃね?って思うわけですよ。でも、そこはもちろん、教育者。「はい、努力します。」それで、いろいろと無理が出てくると思うんですよね。…そりゃそうでしょ。(笑)

少し戻りますけど、外部委託する業務に④校内の改革を推進すること(行事の精選など)をいれてるんですけど。ふふふ、実は、これが私のやりたいことなのです!(…やっと言えた)

学校現場、というか公務員なんかの役所仕事は、(おそらく)上が方針を出して、その下がまた方針を出して、実践は現場がしてね、っていうパターンが多いと思うんですよ。それって、普段の業務もあるのに、さらにやること増やしたらどうするんですか?っていう話じゃないですか。で、そうなると学校現場で予想されることが、授業や学級経営の質を諦める、ですよ。別にやりたいわけじゃないのに、どうしても最後は甘えが出るんです。だって、担任にとってクラスって家族みたいなもんですからね。それは、担任が悪いんじゃなくて、しくみが悪いんですよ。だから!

外部へ委託して、改革を進める。社長案件を任された特任チームみたいな。しかもその外部組織が、教員の経験やうつの経験があれば、現場の声も集めやすいじゃないですか。そんなのが理想です。(実はもひとつ、大事にしたいのは、業務をやりたい人はたくさん業務を経験できる。つまり選択肢がある状態をつくることです。ま、おいおい書きます。笑)ちなみに、まだ一緒にできる人は集められてません。(←やる気あるのか?)

学校現場への広め方

じゃあ、仮に、うまく組織が立ち上がったとして、どうやって広めるか?それを考えた時に出た案は、「モデル校」です。いわゆる推進校ですよ。で、事例を出す(結果を出す)ことによって、それをどんどん広げていく、っていう戦法です。…まあそんな簡単じゃないですけど。

まず、外部が校内に入ることを拒むことが予想されます。一番は個人情報の問題とか。(企業でも個人情報の取り扱い、ありますけどね。)いわゆる”そもそも学校に入れない問題”。次に、そもそも校内で、しくみを変えたくない人だっています。だって変えることは、労力になりますから。しかも、年齢によって、考え方もかなり変わるでしょうからね。これが俗にいう”そもそも変えたくない人問題”。さらにさらに、地域からも不安の声はあるかもしれませんね。そんなことをしていいのか?教育の質が下がる、みたいな。しかも、これが起きてしまうと、行政としては動かざる得ないので、そこまでうまくいったとしても、止まっちゃうかもしれないんですよね。これが、”うまくいっても鶴の一声で終わっちゃう問題”。…どの問題もハードルが高くて高くて。大変ですが、1つずつ乗り越えたいですね。

最後に。

いや~ついついこの分野はたくさんしゃべっちゃいますね。(笑) ほかにもた~~くさん、書きたいことがあるんですけど、それは今度の機会にしましょう。

あ、大事なことですが、現場やそれを変えようと必死で動いている人も確実に増えています。その人たちの頑張りのおかげで、上に書いたようなことは少なくなっているかもしれません。それに対して、私は何も動けてないので…。それに関しては、本当に尊敬しています。見習わせていただきます。いつもお疲れ様です。

以上。最後まで読んでくださった方、どなたかはわかりませんが、ありがとうございます。よければ、また、お会いしましょう。では。

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