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耐え忍ぶことと抵抗すること

仏教にも六波羅蜜という聖なる実践の中に「忍辱(忍耐)」という項目がありますが、スピリチュアルな実践において、耐え忍ぶ事は重視される事が多いのではないでしょうか。

ただし、忍辱のような実践について、たとえば、どんなに酷い目に遭ったり他人に支配されようが、体をどんなに傷つけられようが、身内を皆殺しにされようが、聖なる実践としてじっと無抵抗でひたすらただ耐え忍ぶようなイメージをしている人も、意外といるかもしれません。

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