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学級づくりは関係性。そこに全エネルギーを注ぐ。

こんばんは。小学校教員のとらです。

久しぶりの投稿です。

今年度は高学年担任として、のらりくらり。マイペースでやっております。

これまでは高学年担任というだけで、かなーり構えていましたが、昨年度初めて中学年を担任し、関係性に着目して学級づくりを行ってきました。中学年の子どもたちと1年間過ごして確信したのですが、子どものことをまるごと受け止める包容力が、学級づくりにはやはり一番大切です。

自分のことをまるごと受け止めて、自分の思いに寄り添ってくれる上司のことを嫌いになるはずがありませんよね。子どもたちも同じ。
いつも上機嫌な上司の誘いには、積極的にYESを出しますよね。これも子どもたちも全く同じです。

だから、今年度は2つのことを意識して学級づくりを進めています。それは・・・

①子どものことをまるごと受け止めて否定しない。

②いつも笑っている。

例えば①ですが、眠そうな子がいたら、つらそうな子がいたら、絶対に無理にがんばらせないということです。逆に、頑張っている子がいれば、思い切り喜ぶことです。どんな姿も認め、成長する方法を語って、勇気づけていくことです。今年は(昨年も)よほどのことがない限り、叱ったりしていません。そうした安心感が子どもたちの心理的安全性を高めているのだと思います。

②は、単純で、笑顔で居続けるということ。注意するときも、です。
すっごく嫌なことがあっても、教室の中で笑うのです。これだけで子どもたちは安心します。人間にはミラー効果というものがあり、影響力のある人間である学級担任と同じようにふるまうもの。口癖が子どもに移ったという経験は、教師という仕事をしていれば経験することがあるのではないでしょうか。


というわけで、魔の6月と言われる時期に、子どもたちが生き生きと笑って学ぶ教室になってきています。笑顔で、相手を受容する。ただし、だれかを傷つけたりしない限りでは、ありますが。

関係性に全力を注ぐ。そうした取り組みが、学級をさらに成長させるはず。

あと1か月で夏休みですね!教師のみなさまはともに、がんばりましょう。幸せはそこにあります。


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