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「幸せ」そういえるまでの道のり。

教職12年目を迎えた、とらです。
小学校教員をしています。今年度は高学年の担任です。

いろいろと苦しんだ経験から、幸せについて考えるようになりました。
苦しい時は、視野狭窄といって、まさにお先真っ暗という状態でしたが、
なんとか復活を果たして今、大変幸福な生き方をできています。

では、幸せってなんだろう。

わたくしの伴侶が出会ったころから言う言葉があります。それは、
「心穏やかであること」
昔は、そうは思いませんでした。
バリバリ稼いで、有名になって、成功することが幸せだって信じていました。今思うと、恥ずかしいですね。

もちろん、それが幸せだっていう人もいるかもしれませんが、今のわたくしは全くそうは思わないわけです。だって、普通に生きていることが、夜寝られることが、食べられることができなくなった時期があるからです。

当たり前に感謝できるようになったのは苦しかった経験があるからこそ。
今はそう思えます。でも、当時は本当に、涙がでるほど苦しかったですし、「消えたい」って毎日思っていました。それが嘘のように晴れていったのはなんでなのでしょう。

多分ですが、変えたり捨てたりしたものがが多いのでしょう。

まずわたくしはそれまで住んでいた場所から引っ越しました。
これにより、人間関係のいくつかがリセットされました。これは何度も使える手ではありませんが、当時のうつ病の自分にはきっとよかったのでしょう。

次に、プライドを捨てました。自分らしさだと思い込んでいたアイデンティティのほとんどを捨てて、キャラを変更したのです。環境が変わったからこそできたのかもしれませんが、これはきっと異動というものがある我々教員にはできることです。

さあ、1学期ももうすぐ終わり。わたくしは、「幸せの教室」というスローガンを掲げ、4月からやってきました。みなさん、いかがお過ごしですか。教員のみなさん、そして子どもたち。
あと少し、がんばりましょうね!

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