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娘とのドライブ【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1700日をコミット中! 1634日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも数分で楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。

今回は
娘とのドライブ
をお伝えいたします。




久しぶりに帰省した二女の運転で二人っきりでドライブをした。
もみじ狩りをし、お昼はお目当ての漁師さんのお店でランチをするのが目的。


二女はおよそ半年ぶりで車を運転した。
運転席に座った娘は
「お母さん、ブレーキは右だっけ?左だっけ?」
「駐車はPでいいんだっけ?」

えっ!その程度?
大丈夫?

不安になる私にお構いなしで娘は車をスタートさせた。


行き先はナビにお任せした。
途中までお気に入りの曲を掛けながら運転していたが
ナビが話すたびに曲が低くなり
それがうっとうしくてナビを消した。

大体通り道は分かっていると娘が言った。


まずは毎年行っているもみじ山へ出かけた。

「うっわぁ~。めっちゃ車がいる。
駐車、曲がらないでできるかなぁ~」
言葉とは裏腹に、娘は少し曲がったくらいで車を停めることができた。
やり直さなくてもいいくらいの止め方だった。


紅葉は少し早かったようだったが、しかし、大型観光バスが何台も来ていて、東洋系の観光客で賑わっていた。

自然の美しさを堪能した私たちは、次の場所へと向かった。


途中、右か左かで迷い、引き返す場面もあったが、娘はひるまず果敢に運転をしていた。

起こった全てのことをプラスに考える娘は、道を間違えたことを全く気にしない。

「道を間違っても、その場所は日本なんだから、大丈夫。かならずどこかにたどり着くから」

やがて、山道を通り抜け海沿いが見えてきて、目的地まで確実に進んでいることが分かり私たちは安堵した。


鼠色の雲で空は覆われ、波が大きくこちらに向かってきて、大きなしぶきを上げ、そのあとからまた大きな波がやってきていた。

晴れている時は美しいと感じる海だが、ワイパーを2の段階にしないと見えない今日は怖くて見ていられない海だった。


お母さんにあの美味しい料理を食べてほしい。

娘が言うそのお店に行くのが次の目的なのだ。


娘の言う通り、そこは品数が豊富で新鮮なお魚の料理がとても美味しかった。
無事、ランチをいただき、帰宅の途についた。

同じ道を走るのはつまらないというチャレンジャーの娘は
別の道を通って帰ることにした。


大丈夫か?

大丈夫なのである。
娘なら。


途中、絶対、この道は違うというところを走っていて、逆戻りしたことがあったが、お互いケラケラ笑いながらその道を引き返した。


朝8:30頃に家を出て、夕方4:20頃に帰ってきた。




ブレーキとアクセル、どちらがどちらか忘れたくらいの娘。

ナビを使わず感覚で進む娘。


「怖くないの?」
と聞くと

「全然。道に迷っても、海外に行っちゃうことはないから大丈夫。道は続いているんだもの。
とにかく進むのが大事だよ。


そしてもし間違えたら別の道にいけばいいだけ。
前に進めば必ず結果がでてくるから。


駄目なのは怖がって前に進まない事。
これ、運転だけの話じゃない。
人生、みんなそう。


迷ってウジウジ足踏みしていたら時間がもったいない。
分からなくても、不確かでも、自分で決めて前に進む。それが一番。」


最近、そのことに悩んでいる私の心のドアを娘の言葉がノックした。



今回は
娘とのドライブ
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。








◆◆ アファメーション ◆◆
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ご迷惑をおかけしても
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