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魔の時間を乗り越えられる頼みの綱【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1616日をコミット中!
1535日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも短時間で楽しめます。






おはようございます。
山田ゆりです。


今回は
魔の時間を乗り越えられる頼みの綱
をお伝えいたします。




アルツハイマー型認知症の母を介護していたあの頃、日中は正社員として働き、妻としてそして3人の母として、
仕事・家事・育児・PTA活動などで忙しい毎日だった。

そして、からだは疲れているはずなのに夜中にふと目覚めることが多かった。



腕時計を見る。
午前2時。


耳を澄ます。
ゴーッ、ゴーッ。
隣のベッドで眠る母のいびき。
あとは?

霊感とかそう言う類は全く無縁の私だが、なぜかその時間帯は鬼のような顔にしっぽだけがついていて素早い動きで飛んでいる魑魅魍魎とした妖怪たちが自分の周りに集まっているようで怖いのだ。


午前2時台は私が一番怖い時間帯だ。


目に見えない何かがいるようで怖い。


少しでも身体を動かしたらそれらに触れてしまう、そんな気がして寝返りさえ怖くてできない。


それらが見えないように目をつぶる。
すると耳に全神経が集中し音であたりの気配を感じようとする。


僅かな空気の動きにも敏感になる。


見えないから怖いのだ。
それがどんなものなのかが分からないから怖い。


カチカチと隣の部屋の柱時計の秒針の音がする。
相変わらず母のいびきは続く。


そのいびきが
「大丈夫だから」と言ってくれているようだった。


僅か3分前にしたことを忘れてしまうほどになってしまった母。


そんな母なのに、夜中の魔の時間帯に母が隣にいるだけで私は安心していた。


何かあったら母を起こそう。

認知症が進んでしまった母を起こしたところで、何の対処もできないことは分かっている。
でもあの頃は、となりにいてくれる、それだけでよかった。


居るだけでいい

心からそう思っていた。



私がまだ幼かった頃
「お化けが出たらどうしよう」と心配する私に

「そんなの、怖くねぇ。一番怖いのは人間だ」
母はそう言っていた。


お化けや妖怪よりも怖いのが人間。


たくさんの苦労を乗り越えてきたからこその母の言葉である。




そばにいてくれるだけでいい。


魔の時間を乗り越えられる、そんな存在が、
母が亡くなり夫へ、夫が亡くなり娘たちへ移行してきた。



困った時の頼みの綱。
あなたにとって魔の時間を乗り越えられる人は誰ですか?




今回は
魔の時間を乗り越えられる頼みの綱
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。






P.S.
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