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サガン鳥栖の2024年の陣容を考える



【GK編】

■現状の振り返り

out
オムイェフン(契約満了)

現状朴一圭が絶対的守護神として君臨し他の追随を許さない。
控えとして岡本昌弘と内山圭が控えているがルヴァンカップ等の公式戦を見る限り心許ない印象だけに補強の必要性を感じる。

■入れ替わり予想(※願望込み)

in
・若原智哉(京都)
なかなか京都で出場機会に恵まれない大器で世代別の代表経験も豊富な実力者だけに若手も多い鳥栖で才能開花を見てみたいが、
京都の下部組織出身だけに鳥栖の資金的にも完全移籍での獲得は難しそうで期限付き移籍が精いっぱいか。

・ホセアウレリオスアレス(徳島)
足元の技術に定評のあるGKで、「朴一圭の控え」というよりレギュラーを取って代わるレベルの選手と評価。
実力や素質も十分にJ1で通用するレベルで守備陣に同胞の選手がいないことが不安だが、
日本での経験も2年あり、トーレスやクエンカとスペイン人を迎え入れてきたチームだけに心配は不要か。
徳島での最終戦でベンチ外だったことも退団の匂いを感じるが果たして…

・権田修一(清水)
これは理想中の理想。
前回鳥栖在籍時は神がかったセーブでチームを救った守護神。
「朴一圭が退団した時」という不測の事態が発生した場合には、
所属する清水が来季もJ2ということもありチャンスがあるかも…

out
・内山圭
今季加入もなかなかリーグ戦でベンチ入りもできない状態もあり、
J2やJ3のチームに移籍する可能性も大いに考えられる。
足元の技術は鳥栖のスタイルに合致している選手だけに残留してほしい選手。

・朴一圭
鳥栖のスタイルを体現するGKだけにあまり退団を考えたくない選手。
年齢的に若いGKも多く以前と比較したら狙われる可能性は下がったような気はするが、
日本国籍を取得したことで外国籍選手扱いではなくなりGKに不安を抱えるチームの標的になりやすい一面も。

【DF編】

■現状の振り返り

in
長澤シヴァタファリ(関東学院大学より新加入)

out
平瀬大(山口へ期限付き移籍延長)
竹内諒太郎(新宿へ期限付き移籍延長)

CB、両SB共に実力のあるレギュラー陣が構えるが、こちらもレギュラー陣と控えメンバーの実力差は否めない印象だけに補強は必要な印象。
特に左SBは本職が中盤の菊地泰智を起用せざるを得ないほどの層の薄さ。

■入れ替わり予想(※願望込み)

・CB
in
・野田裕喜(山形)
山形のDFリーダー。
移籍となれば山﨑浩介に次いで2年連続山形からの加入になるため、
山形サポーターから恨みを買いそうだが一昨年まで山形のコーチだった川井健太監督の考え方やサッカーを知る選手ということ考えればありえない話ではないか。

・ヘナン(山口)
こちらも山口のDFリーダーで守備の要。
平瀬をレンタル延長したので代わりに…と言いたいとこだが厳しいか。
守備者として素晴らしい身体能力の持ち主で攻撃的な山口のサッカーを経験しているだけに鳥栖のスタイルへの順応もすぐ馴染みそうな選手。
DFリーダーらしく統率力も高く鳥栖の選手に足りない部分も持ち合わせておるだけに来てほしい…

out
・ファンソッコ
終盤ベンチ外の試合も多いような気がしただけに「怪我」ではなく移籍で来年いないためだったらと考えることできそう。
年齢的に最後は韓国でと考えている可能性もあるだけに去就不透明と言えるか。
フィジカルとパワーでチームも助けてきた兄貴的存在だけに是非来年も鳥栖で、の気持ちも高い選手。

・SB
in
・米田隼也(長崎)
攻撃的な左SBの印象で長崎で主将を務めるリーダーシップも魅力。
28歳という年齢を考えても1年でも早くJ1で、という気持ちで揺さぶりをかけられそうだが来年新スタ始動で盛り上がる長崎からの引き留めもすごそうなので厳しい雰囲気ありありだが挑戦してほしいパーソナリティを持つ選手。

・林幸多郎(横浜FC)
CBと左SBを兼務できるユーティリティな選手。
なんといっても佐賀県嬉野出身で鳥栖の下部組織出身という「ザ・地元の子」。
降格した横浜FCで奮闘した姿を見ると来年もJ1で、それが鳥栖であればと思う選手。
ただ来季が大卒2年で、横浜FCも一年でJ1復帰を狙っているだけにハードルは高そう。

・高尾瑠(G大阪)
ここでJ1の選手をピックアップ。
半田陸の存在が大きくなかなか試合に絡む機会が少ないが、
個人的には守備力が高くて良いSBの印象。
ガンバ大阪が半田の控えを探しているあたり移籍する可能性や獲得するチャンスは意外とあるかも。

out
・菊地泰智
噂は聞こえてこないので残留すると見ているが、
本来は中盤にもかかわらずSBで年間通しプレーしたことで幅を広げたことがかえって注目を集めてしまう可能性もあると見る
守備面は不安も器用な選手だけに他のJ1チームが狙ってもおかしくない選手。
移籍となれば小野裕二クラスの衝撃か。

【MF編】

■現状の振り返り

out
島川俊郎(契約満了)
in
渡邉綾平(法政大学より新加入)
北島郁哉(鳥栖U-18より昇格)

チーム内で最も選手層が厚い部分かと感じるが、
ボランチの河原創、サイドアタッカーの岩崎悠人、長沼洋一に移籍の噂があり、動向次第では最も入れ替わりが予想されるポジション。

■入れ替わり予想(※願望込み)

in
・神垣陸(山口)
CB編のヘナンに続き山口からピックアップ。
今年山口の試合を見た中でロマンを感じた選手。
受けるのも足元で捌くのもうまい印象で、2023年限りで契約満了により退団となっただけに鳥栖にも十分にチャンスがある。
ワンボランチのアンカー、ダブルボランチでも器用にこなしてくれそうで、
鳥栖のスタイルに合いそうな選手だけに獲得に挑戦してほしい選手。

・松岡大起(清水)
鳥栖の下部組織出身で、多分鳥栖サポの大部分が彼の現状に悲しみを感じている選手だと思う「鳥栖の宝」。
2023年はブラジルのクラブに期限付き移籍していたが出場は0だったとのことで有力視されていたパリオリンピック出場も危ぶまれる状態だけに、
鳥栖で再度キャリアの立て直しをしてほしいという願望も込みでピックアップ。
現在の主力である河原や手塚とも相性は良さそう。

・藤本一輝(大分)
大分での登録はFWだがポジション的にはWGということでサイドアタッカー枠でここでピックアップ。
スピードを生かした突破が魅力で多くのチャンスクリエイトをしていた印象。
彼も鳥栖の下部組織出身で今年25歳ということもあり満を持してJ1挑戦を期待したい選手。

・松岡瑠夢(熊本)
天皇杯でFC東京や神戸を破ったチームの立役者で飛び出しや突破はJ1相手に通用した印象。
大木サッカーに順応し鳥栖のスタイルにも違和感なく入れるスピードスターとして期待したい。
唯一の懸念は鳥栖と友好的な関係ある熊本であるというところで河原に続きの引き抜きの画策はサポーターとしては気が重い点か。

・長谷川元希(甲府)
ACLで躍進する甲府の「10番」。
献身的な姿勢と強気に点を狙いに行く姿勢が見ていて気持ちいい選手。
甲府への愛は深そうだがプレースタイルは鳥栖似合いそうな印象だけに見てみたい。
他のJ1クラブも放っておかない選手であるだけにハードルは高め。

out
・横山歩夢
岩崎悠人や長沼洋一等サイドアタッカーに移籍の噂がある以上引き止めたい選手でJ3松本から移籍1年目、来年のパリオリンピックへの出場を狙う上で環境を変えるとは考えにくく可能性は低いと見るが、
スーパーサブとしていぶし銀の活躍を見せただけにJ1の他チームから声がかかる可能性も否定できない。


【FW編】

■現状の振り返り

out
小野裕二(新潟へ完全移籍)
in
堺屋佳介(鳥栖U-18より昇格)

エース小野裕二の電撃移籍によって暗雲漂うポジション。
各々の活躍が試合の勝敗に直結するポジションで、2023年も重要な場面で点が取れず敗れる場面も多かっただけに補強は必須。

■入れ替わり予想(※願望込み)

in
・櫻川ソロモン(岡山)
若いフィジカルモンスター。
圧倒的なフィジカルで前線にいるだけで圧倒的な存在感がある選手。
J2ではなくJ1でプレーすることで殻を破りそうな印象があるだけに一年でも早くJ1で見てみたい。
岡山に在籍する前は千葉に所属しており、山下敬大や堀米勇輝等ジェフ千葉に所属経験のある選手は鳥栖で活躍する印象があるだけに鳥栖での活躍間違いなし?

・フアンマデルガド(長崎)
福岡や長崎等所属したチームで活躍してきた実績豊富なストライカー。
圧倒的なフィジカルで相手を圧倒する存在で、献身的な姿勢も好印象。
2023年のJ2得点王でJ1復帰を狙う長崎でも絶対的存在だけにハードルは高めだが、鳥栖をもう一段上へ導く選手と思うのでぜひ迎え入れてほしい選手。

・エジガルジュニオ(長崎)
上記のフアンマより獲得のチャンスはありそう。
横浜Fマリノス時代にJ1得点王に輝いており鳥栖のサッカーで活きそうな印象。
GKの朴一圭とはマリノス時代の同僚で連携や馴染むのも問題なさそうだけにフアンマが厳しい状況であればアタックする価値のある選手。

out
・河田篤秀
ベンチ外も多くJ2の上位を争うチームへの移籍の可能性も。
加入直後のFC東京戦の決勝ゴールは鮮烈だっただけに去ら寝る活を期待したいが果たして…

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