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roots1*少年期

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roots1*少年期 長編小説rootsの第一シリーズから少年期をまとめました。 第一シリーズは少年期・青年期・老年期となっています。
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#子どもたちへ

【roots】少年期 《六章》一番長い旅・1

ディランにお礼を言うと夜が白々明けてきた。 夜通し海にいたのか。岸に上がるとすぐに小さな…

月ノ羽音
3年前
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【roots】少年期 《五章》広い海の上で

1回目と同じだと海だよな。鯨に会えるかな。 と思った瞬間に足元がぐーんと上に上がって 体が…

月ノ羽音
3年前
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【roots】少年期 《四章》さっきまでと今と、今までと

ドアへついてドラゴンにもう一度しがみつき 「ありがとう、ドラゴン」と僕が言うとドラゴンは…

月ノ羽音
3年前
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【roots】少年期 《三章》あの部屋へ

確かにこのドアだ。開けた方が良いのかな? オーウェンが言っていた。怖い事が沢山待ち受けて…

月ノ羽音
3年前
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【roots】少年期 《二章》Pink Bar(ピンクバー)

前回と同じなら、次はやたらと明るい口の大きなペリカンと会うはずだ。 ピンクのド派手な場所…

月ノ羽音
3年前
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【roots】少年期 《序章》ダイヤモンド

変わらない暗い廊下。 ただ次に出会うものには近寄って見ようと。 何故かそう思った。 そうす…

月ノ羽音
3年前
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【roots】少年期 《序章》光るランプと伸びる影

家具の無い暗い部屋。 アンティークの赤い壁紙。 壁にタペストリーか何か布が掛かっているみたい。 真ん中に小さなスタンドランプの灯りが着いていた。 あまり中まで入る気になれずにドアのすぐ横の壁に背中をつけて足を抱いて小さく座った。 大きくため息をつくと、ランプから影が伸びて来て少年の頭上で喋り出した。 黒いマスクとベルベッドのマントだけがうっすら光って見えた。 「やっと会えたな。…オイ!聞いてるのか?」 縮こまる少年に向かって偉そうに口をきき、 少年は、ただただ怖く頭を下げて

【roots】少年期 《序章》廊下1

重厚な茶色の大きなドアを細い小さな体を使ってなんとか押し開け部屋を出た。 目の前は真っ暗…

月ノ羽音
3年前
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