昼間からベッドで寝転べる喜びは、言葉にし難い一種の幸福感があった。ただ、風邪を拗らせた結果なので身体はひどく重たい。何をするのにも気合いが必要で、結局、クリーム色の天井を眺めるしかできなかった。私のいないところで出来事は起き、物語が完結していると思うと、少し寂しい気持ちになった。 朝比奈ケイスケ 2019年11月28日 21:34 140字小説31 #小説 #創作 #物語 #掌編小説 #140字小説 #140字SS この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート