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四六時中私事

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記事一覧

クズ女は雨に降られる

クズ女は雨に降られる

直したい癖はありますか?

癖なんてものは自分ではわかりにくいもの。
他人から「それって、癖?」と指摘される事は大概相手がイラッときている悪癖なのだ。
親切に教えてやる必要もないもの。
口に出すときは皮肉が込められているもの。

眠れない夜は誰でもいいから側にいて欲しくなる。
いいかげんやめたいのにやめられない。
そんな私の気持ちを察するのが上手い人がいる。
タイミングよくメールをくれる。
やめた

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冷徹女の優しい記憶

冷徹女の優しい記憶

匂いに誘われたことがありますか?

プルースト現象。匂いが記憶を呼び覚ます。記憶の手がかりとして匂いはもっとも有効なのかもしれない。
私自身は香水もつけないし、お化粧もほとんどしない。シャンプーも匂いを残さないほど洗い流してしまう。
体臭は幸いなことにないらしい。もちろん、全くって事はないと思うが基本的に無臭らしい。フェロモンも出てない気がする。
そうなると、私に対しての記憶は食事とか、行った先に

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幼女の社会性

幼女の社会性

幼女は大人の女の片鱗を見せるのか?

子供にとって冠婚葬祭は苦行だ。
大人達の様子に大変さは伝わって、不安そうな顔をしている。
とりあえず、黒い服を派手にならないくらいの可愛さが出るモノを選んだ。着替えはゆる〜く褒めながら。
その間、押し付けない程度の刷り込み開始。
「たくさんの人が来るからね。」(うろうろすんなよ)
「ご挨拶できる?」(お行儀良くね)
「ちょっとの間静かにしててね。」(ちょっとじ

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雨女の大敗

雨女の大敗

なぜ自分だけ雨を受けるのか?

夏の午後は、夕立の遭遇率が高い。

先日、友人から『○時○分、駅に着くよ』のメール。
車で迎えに行かなくてはいけない。
なのに、さっきからカミナリが遠くで鳴っている。
でも、まだ雨は降っていない。
大丈夫、さっさと拾って自宅に戻れば。
「よし。」と迎えに行く用意をはじめるかけ声とともに
読んでいた本をかたづけ、TVを消して、電気を消して、財布と鍵を持った。
その時、

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大食い女の休息

大食い女の休息

胃を休める食べものはなんですか?

今年の夏は暑い、
暑さ対策は夏野菜を食べる。肉を食べる。冷たくないものを飲む。

暑くて食欲が無いなんて昔の話し。
朝も昼もしっかり食べて、夜は慌てて帳尻を合わせてみる。
いや、おやつをしっかり食べてしまっているからカロリーオーバーなのは変わらない。
しまった!と思い次の日に食事の量を抑えよう。と決意。
しかし、朝になれば朝食はしっかり取らなくてはと、いつ

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モテ過ぎ女の覚悟

モテ過ぎ女の覚悟

モテたいですか?

単純にモテるという事は羨ましい事。
ただし、モテる事がまわりの人の嫉妬を生む。よくある事。
精神的に子供のままの時には特に。
よくはあっても、あまり気持ちの良いことにはならない。
その人は弱くはなかったためそんな時でも美しく見えた。
そしてモテる事が正当化される。
そんなところが羨ましいと思う。

私は、その人の気持ちを疑っていた。
美人で自信があるその人が、最初から諦めている

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小言女の愛情

小言女の愛情

小言には耳を傾けますか?

家族や友人、パートナーに

「頼むよ、それくらいの事自分でやってくれる?」みたいな事があると思う。
小言の多い私だけのことではないはず。
家族なら朝の起きなさいから始まって
夜の寝なさいまで。
調子よければ一から十までと言わず、百まで言える。
友人には関係性で一から五くらいまでに留めておく。
難しいのはパートナーに対してどこまで言うか。
これも関係性に考慮しなければなら

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削女の記憶

思い出すきっかけは何ですか?

付き合いのあった人との偶然の再会。

いつだったか、どのくらい付き合ったか。
もちろんすぐに思い出す事は無かった。
アイスクリームケースで向かいあった時ですら思い出す事はなかった。
それでも何かは感じたのか振り返ると、その人もこちらを見ていた。

思い出したのはレジに並んでいるその人の後ろ姿を確認した時。
お釣りを受け取る手に、覚えがあった。

私は人に頭を撫でられ

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雨女の遭遇率

雨女の遭遇率

あなたは、雨に追いかけられた事はありますか?

私が一人暮らしを始めて2年目の夏。
確かに、玄関を出たときから雲行きがあやしかった。
でも天気予報の確認はした。
まだ実家に帰るまでの猶予はあった。
なんなら次の日の方が危ない。
余裕をもって出かけた私は新宿で、自分の家のある方向に
厚い灰色の雲を確認。ものすごく嫌な予感。
それから先、厚い灰色の雲が私の通ってきた場所を次々と濡らしていく。
ぎりぎり

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