- 運営しているクリエイター
記事一覧
短編小説✳︎青い朝顔 ❻ 届かない
飲み物を一口飲んだ後、雄介が小夜の肩に手をかける。
小夜も麦茶なのに、体が火照ってきて心臓が激しく鼓動する。
雄介は小夜にささやく。
「あのさ、浴衣、小夜は自分で着たの?」
「え?うん。自分で着られるよ」
「あぁ。そう」
少しホッとしたような顔を、小夜は見逃さなかった。
(そう言うこと?)
雄介は一つ年上だけど、ちょっと可愛いと小夜は思った。
キスをしながら、小夜の頭を優しく枕にのせた。
浴衣の
飲み物を一口飲んだ後、雄介が小夜の肩に手をかける。
小夜も麦茶なのに、体が火照ってきて心臓が激しく鼓動する。
雄介は小夜にささやく。
「あのさ、浴衣、小夜は自分で着たの?」
「え?うん。自分で着られるよ」
「あぁ。そう」
少しホッとしたような顔を、小夜は見逃さなかった。
(そう言うこと?)
雄介は一つ年上だけど、ちょっと可愛いと小夜は思った。
キスをしながら、小夜の頭を優しく枕にのせた。
浴衣の