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【育児】イクメンですね!すごーい!

長男の育休復帰後のお話。

どうしても残業必須な時期があった。
今のようにリモートワークなどが浸透していなかったので、
仕事=出社。

夫にお願いし、
週に一日だけ
保育園へのお迎えを代わってもらい、
思いきり仕事をしていい日を作った。

その残業中の出来事。

同僚「あれ?お迎え大丈夫なの?」
私「今日は主人がお迎えデーなんです。」

同僚「えー!旦那さんイクメンだね!すごーい!」

私「・・・そうなんです。じゃぁこれやっちゃいますね~」

モヤモヤする感情を抑え、
なるべく笑顔で返答することに成功した。

週に一度、
お迎えにいくことはイクメンなのか?


残業から帰って、
洗濯するのも、
料理するのも、
寝かしつけも
私。

そして
平日5日中、
4日間は
私が何とか仕事を切り上げ、
お迎えから
買い物、
料理、
長男をお風呂に入れる、
明日の準備、
寝かしつけ、
掃除をするのも
私。

週に一度
お迎えをしただけで
すごいと言われる。

ママは
毎日の送迎や家事をこなしても
すごいとは言われない。

この差は、
昔からの
「家事育児は女性の仕事」という固定観念が
いまだに根付いているからだろうな
と思う。

夫も夫で
色々と大変なのは分かっている。
男性が多い職場で
週に一度でも
お迎えを理由に仕事を調整することは
大変だろうし、
お迎えの日をリスケされたことはなかったので
頑張ってくれたのだと思う。

でもでも!!

当時の私は
イクメンすごいという言葉を
プラスに受け入れられるほど
ココロに余白はなかった。

すごいねと言って欲しいために
育児をしているわけではないが、
私の頑張りは誰に見てもらえるのだろうと
思ってしまうのはわがままだろうか。

周りは
どうしてもママがすごいと評価してくれない。
(Aランクとか評価つけられたら、それはそれで無理だが。)
だから
せめてパパやパートナーは
「いつもありがとう」と
言葉にして伝えてほしいし、
私自身も
一緒に育児をしているパパには
小さなことでも
感謝を伝えようと思う出来事でした。

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