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【育児】自分がした辛い経験も、誰かの助けになることを気づかせてくれた出来事

雨上がりの夕方。
夕方でも体力の有り余る長男(5歳)は
次男のベビーカーを引きながらの私の先を走り、
私に「気を付けて歩きなさい~!」と怒られ、
また走り出すを繰り返す。

雨で道が濡れており、
長男は足を滑らせ、尻もちをつき転んでしまった。

私が
「ほらー。言ったでしょう!」と言いかけたその時。

「ママー!
ここ、すべりやすくて危ないから
ママも〇〇くん(次男の名前)も気を付けて!!」

転んだ第一声が
「痛い」ではなく、
私と次男への注意喚起であったことに
とても驚いた。

すぐに長男にかけより、
「大丈夫?教えてくれてありがとうね」と伝えると
痛みが残るお尻をさすりながら、
「だってママと〇〇くんが痛い痛いしたら嫌だもん」と。

ベビーカーを道の端の安全な場所にとめ、
長男を思いきり抱き締めました。

そういえば、
妊娠や出産、育児、産後の手術等、不安で押しつぶされそうな時、
その経験から感じたことや考え方を発信してくださった方々の文章に
どれだけ救われただろう。

ご自身が経験された辛いことを文章におこすという決意、
そのために辛かった過去の自分と
もう一度向き合わなくてはいけないこと。
決して簡単なことではないと思います。

直接お会いしたことはないけれど、
良いことも辛いことも
ご自身の経験を文章にのせてくだった方々に
改めて感謝をお伝えするとともに、

私自身も
過去の自分と文章を介して向き合うことで
どこかで不安に思われている子育て中の方々、出産を控えているの方々の
小さなサポートができたら
とても嬉しいなと感じました。


そんな心地よい気持ちにさせてくれた、
他の人に自分が経験した痛みを味わってほしくないという長男の行動。
君は私の誇りです。

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