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やればできるって思った日

こんばんは。
三連休の初日です。いちばん嬉しい日。
今日は数日前から計画していたことを実行に移しました。

なんと、部屋の片付けと、ちょっと模様替えをしたのです!

えらい! すごい!
もう自分をめちゃくちゃ褒めてやりました。
まだ片付いていないところも確かにあるんですけど、テーブルの位置を動かせるほど部屋をきれいにできたことは快挙です。わたしときたら落ちているものも拾えず、ゴミだと分かっていてもゴミ箱に捨てることもできず、お正月に実家に帰ったときのキャリーケースがそのまま置いてあるような有様で生きていたんです。
それがなんと! 模様替えを!!


きっかけは、憧れているフォロワーさんの「朝起きて部屋がきれいだと嬉しい」というポストでした。
確かに!!!と、なんだか目の前が開けたかのように思ったのです。
視覚情報が多いと疲れます。それは知っていました。重々分かっていたことでした。でもその方がそう言った途端に、知らないことを知ったような衝撃を受けました。
「そうだ、部屋を片付けよう!」
と決意したんです。

本気で決意したので、あらかじめ手順を考えました。

①部屋のど真ん中でめちゃくちゃに邪魔になっているキャリーケースの中身を取り出す。取り出したものは然るべき場所にしまう。
②キャリーケースをクローゼットにしまう。
③床に置いてあるものを全部テーブルかベッドに乗せる。
④床を掃除する。
⑤テーブルの位置を変える。
⑥ベッド脇でめちゃくちゃ場所を取っていた来客用布団を壁際に移す。
⑦テーブルとベッドに上げたものたちを要るものとゴミに分ける。
⑧ゴミを捨てて、必要なものは然るべき場所にしまう。

完璧!と思いましたね。
それで今朝、朝ごはんもそこそこに意気揚々と取りかかりました。
でも所詮わたしは片付け下手。そしてブレインフォグも持っている(後遺症とかではないです)。そう順調にはいかないものですね。
まずキャリーを片付けた時点でだいぶ疲労がありました。中身をどこに置いておくべきか悩んでしまって…。
次に床に置いてあるものをテーブルに乗せてしまおうとして、画材や絵の類がごちゃごちゃしすぎてどうにもならないことに気づきました。描いた絵、描きかけの絵、絵の具の箱や梱包材。それらが部屋の片隅にぐちゃっと置かれているんです。
しかも展示会から帰ってきた荷物を開封もせず置いていたものだから、開けて段ボールを潰して、箱入りの絵や画集をどこかに収納しないと床の掃除に手が付けられないのです。
そんな風に予定外の作業が多発して、⑥まで終えたころには疲労困憊、「ぐちゃぐちゃの物の中から必要なものを選り分けてあるべき場所にしまう」なんてできそうにありません。一番頭を使う作業ですから。
しばらく座り込んで呆然と、片付いてるのか片付いてないのかもう分からない部屋を眺めていました。

でもそんな風にもう無理ってなってしまったときにはコツがあるんです。

それは、「ひとつだけやる」ってこと。

テーブルの上の明らかに不要なものをひとつだけ、ゴミ袋に入れる。
ひとつだけ選り分ける。ひとつだけ捨てる。迷ったら放置。
あとはそれを、休み休みゆっくり繰り返すだけです。
やっているうちに調子が出てくるはずです。重い腰が上がるようになる。上がらなかったらしっかり休憩してから仕切り直ししましょう。
今日はちゃんと調子が出たので、ゴミを捨て、書類を片付け、小物たちを引き出しにしまって、テーブルの上にあって欲しいものだけを残すことができました。薬とかペン立てとかです。
それでもまだごちゃっとした感は拭えないけれど、朝起きたときに比べたら見違えるようになりました。

やればできるじゃないか、わたし!

いくらか広々とした部屋は、なんだかもっと可能性があるように感じました。買ったはいいけどどこか満足していないクッションを処分して大きめの座椅子を買ってみるとか。もっと居心地がよく寛げるようにできる気がしています。


午後からは疲れてしまってぼんやり過ごしていたけれど、午前中だけでこんなに部屋が変わったのには我ながら驚きでした。
「朝起きて部屋がきれいだと嬉しい」
明日の朝、わたしもそう思えるかもしれません。

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